月影

日々の雑感

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ソニーの成功物語:電機業界トップが示す未来への挑戦ー2024年度第3四半期決算

ソニーが2024年度業績で過去最高益を更新。絶好調のゲーム事業(PS5)や半導体(イメージセンサー)など、各セグメントの具体的な数字と好調の理由を公式資料を基に徹底解説。金融事業の課題と今後の展望も分かります。

大谷翔平の成功は「設計」できる。ルーツの空海に学ぶ目標達成マンダラチャート活用術【テンプレート付】

大谷翔平選手の成功を支える目標達成術「マンダラチャート」を徹底解説。ルーツである空海の曼荼羅との共通点から、資格試験用のチャート、今すぐ使えるテンプレートまで提供。あなたの夢や目標達成を今日からサポートします。

東芝、復活への狼煙か?非公開化と事業再編で見えた光明と課題

経営危機からV字回復?東芝の2024年度決算に見る復活の兆し。JIP主導の「非公開化」で何が変わったのか?インフラ、エネルギー、パワー半導体など成長事業の現在地と今後の課題を、最新ニュースを基に徹底解説します。

真言と念仏:言葉に宿る宇宙の真理 ― 真言宗と浄土真宗の視点から

真言宗について少し学ぶ中で、同じ仏教である浄土真宗の思想と響き合う部分があることに気づきました。そこで、この二つの宗派の教えについて調べてみました。特に注目したのは、空海の密教教学における「義(教義)」「体(仏の本体)」「用(その働き)」…

【宗派の違い】浄土真宗・曹洞宗・臨済宗を「義と体」で比較すると本質がわかる

浄土真宗の「念仏」、曹洞宗・臨済宗の「坐禅」。何が違う?仏教の教え(義)と実践(体)という切り口で三大宗派を比較すると、その本質的な違いが驚くほどよくわかります。

「義」と「体」とは何か?──親鸞が説く名号と本願の意味

親鸞の世界という本を読んでると、義と体について激論がかわされていました。浄土真宗の曽我量深師、 金子大榮師、哲学者の西谷啓治先生、そして禅宗の鈴木大拙師がそれぞれの考え方をぶつけ合っていました。そこで、親鸞聖人の言葉や浄土教の枠組みをもとに…

永遠の救済者「還相回向の菩薩」― その大いなる慈悲と利他の精神

「菩薩は従果向因といいまして、仏果の位から菩薩の因位の位に下ってきた。還相回向の菩薩は、仏になる必要はない。永遠に菩薩であります。」(曽我量深) 親鸞の世界という本の中の言葉です。今回は、この還相回向の菩薩という言葉について調べてみました。こ…

お米の値段はなぜ上がった?米価高騰の4つの原因と今後の見通しを徹底解説

スーパーでお米の値段が上がってませんか?その原因は、猛暑や作り手不足だけではありませんでした。国がお金を払って生産を減らす政策や、農業の構造変化など、私たちの食卓の裏側で起きている複雑な事情を分かりやすく解説します。

「如来の行が衆生の行となる」とは?──親鸞に学ぶ他力の

前回紹介しました親鸞の世界に出てきた以下の言葉を考えてみます。 「如来の行が衆生の行となるということである。南無阿弥陀仏という、もともと如来の行であるものが衆生の行になる」 この言葉について調べてみました。「南無阿弥陀仏」という称名が如来の…

自利利他のかなたへ -親鸞に学ぶ他力のこころ-

前回紹介しました「親鸞の世界」という本に以下のように書かれてあります。引用部分です。 『親鸞聖人はその自利・利他という言葉の意味がわからなかった。』 『曇鸞大師の『往生論註』の「おのずから仏をして言わば、宜しく利他と言うべし。おのずから衆生…

言葉は心を導く──真と仮に映る救いのかたち

この記事は、親鸞聖人が阿弥陀仏の四十八願の中から特に重要とした八つの願「真仮八願」について解説しています。阿弥陀仏の究極の救いを示す「真実の願」(第十八願・第十一願)と、そこへ人々を導くための手段である「方便の願」(第十二・十三・十七・十…

薬子の変と平城天皇の歌に込められた哀しみ

空海が真言宗を始めた年、平安京を激震が襲います。薬子の変(くすこのへん)が起こりました。これは、平安時代初期の810年に起こった政変です。奈良平城京から京都平安京に遷都して16年しか経っていませんでした。 概要: 嵯峨天皇の時代、すでに退位して…

学歴と認知症リスクの関係は?日本の研究から学ぶ予防策

学歴と認知症リスクの関係について、日本の研究データを基に解説。教育年数が長いほど認知症発症リスクが低い理由として、「認知予備能」の向上などを深掘り。生涯学習の重要性と、高齢者向け教育の可能性を考察します。

三言語以上を話すこと(多言語使用、マルチリンガリズム)が認知症予防に与える影響について

多くの研究がバイリンガル(二言語使用)が、認知症になるのが一ヶ国語を話す人より遅くなることを報告しています。さらに、三言語以上話せる人たちの認知症の発生の研究でも良好な効果があると報告されています。 1. 認知予備能(Cognitive Reserve)のさら…

語彙力と認知症リスク:言葉の豊かさは認知症になりにくさに繋がるのか

「知っている言葉の数が多い(語彙が豊富)と認知症になりにくい」というのを聞いたことがあります。それが、本当かどうか調べてみました。 * 認知症予備脳 (cognitive reserve): 脳の研究から認知症でなかった方の脳を調べるとアルツハイマーの方と同じくら…

漢詩「上邪」の誓いに込めた意味とは?中国ドラマ『大唐流流』と究極の愛の詩

中国ドラマ『大唐流流』(驪歌行)で誓われた、あの情熱的な愛の詩「上邪」。天地がひっくり返ってもあなたを愛し続けるという、2000年前の漢詩に込められた意味とは?究極の愛の誓いを、

真言の響き、空海の智慧:「煩悩即菩提」と「氷と水」の教えを紐解く(シリーズ:煩悩即菩菩提を考える 第3回)

空海の教えとそれを表現している和歌を紹介します。まず、真言宗の真言とはなんでしょうか。 大日如来の真言は、「オン アビラウンケン バザラダト バン」と唱えます。聖観世音菩薩さまのご真言は「オンアロリキャソワカ」ですが、これは「観音さま、ただた…

日本史上No.1の天才、空海は何をした人?3分でわかる超人的な生涯

日本史上No.1の天才、空海(弘法大師)は何をした人?遣唐使としての奇跡、高野山の開創、日本初の私立学校設立まで…。その超人的な生涯と、宇宙の真理を描いた「曼荼羅」の教えを、誰でもわかるように解説します。

【初心者向け】空海と親鸞の5つの違いを徹底比較!真言宗(自力)と浄土真宗(他力)の本質に迫る

空海(真言宗)と親鸞(浄土真宗)の違いを5つの視点で比較。厳しい修行による「自力」の空海と、信仰による「他力」の親鸞。その思想が正反対な理由を、両者が重視した「言葉」へのアプローチから読み解きます。初心者にも分かりやすく、日本仏教の本質がわ…

阿弥陀仏の第十七願(その1):なぜ仏は「南無阿弥陀仏」という名になったのか

阿弥陀仏の第17願が示す「名は仏なり」とは?親鸞聖人の「往相回向」の解釈を基に、阿弥陀仏が「南無阿弥陀仏」という名号そのものになった深い意味を、ハイデッガー哲学なども交えて思想的に解説します。

仏教の教え:「口を念仏に寄附する」

「口を念仏に寄附しなさいや。自分のものじゃと思うから、地獄行の種ばかりつくる。」 七里恒順和上 この文章を読んだ時、言葉はやさしいのですが意味が分かりにくいと感じました。そこで、この言葉について調べてみました。 「口を念仏に寄附しなさいや。」…

阿弥陀様の深い慈悲に触れる ~第35願「女人往生の願」~なぜ女性は救われにくいとされたのか?歴史的背景を解説

阿弥陀仏の第35願「女人往生の願」を解説。歴史的に女性が抱えた苦しみに寄り添い、「念仏を信じる女性は、来世で再び女性として生まれることはない」と誓う特別な約束です。性別に関わらず誰もが平等に救われるという阿弥陀様の深い慈悲と、確かな安心を伝…

阿弥陀如来 第十七願(その3)「諸仏称名の願」とは?第十八願との深い関係

なぜ第十七願は第十八願の前に置かれているのか?その深い関係性を「諸仏による保証(証誠)」と「衆生への勧め」の2点から解説。阿弥陀仏の救いの仕組みが、より論理的に理解できる記事です。