日本の電機会社の業績を見てるとパナソニックや日立よりソニーの方が売り上げ額が大きいので驚きました。以下に2025年5月19日にニュースイッチに出ていた記事のリンクを貼ります。
そこで、その内容について調べてみました。電機会社としては、ゲーム機と半導体の生産があります。ソフトも強いです。
ソニーグループは2024年度、エンターテインメント事業を中心に力強い成長を遂げ、過去最高益を更新する見通しです。ゲーム、音楽、イメージセンサーなどの主要セグメントが好調に推移し、グループ全体の業績を牽引しています。一方で、金融分野ではソニー生命の国内債券に関する損失が課題となっていますが、全体としては堅調な成長を維持しています。次のリンクは2025年5月14日に発表された2024年度のソニーグループの業績説明会資料です。ソニーグループのホームページから業績報告をリンクします。
また、2025年5月15日にMONOistに出された記事をリンクします。
🎮 ゲーム&ネットワークサービス:PS5とソフト販売が牽引
2024年度第3四半期までの累計で、ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)部門の売上高は前年同期比14.1%増の3兆6,187億円、営業利益は同74.8%増の3,221億円と大幅な増益となりました。ハードウェアの製造コストが下がり、売っても赤字になりにくくなったためPS5の販売促進費用が削減しました。さらに、サードパーティタイトル(外部の会社が開発したゲームソフト)およびネットワークサービスの売上増加が主な要因です。
🎵 音楽事業:ストリーミングとライブが堅調
音楽部門では、売上高が前年同期比15.4%増の1兆3,719億円、営業利益が同18.7%増の2,736億円となりました。ストリーミング収益の増加や、ライブイベントの再開が業績を押し上げています。
🎥 映画事業:安定したパフォーマンス
映画部門の売上高は前年同期比0.5%増の1兆913億円、営業利益は同26.6%減の638億円となりました。一部の作品で減益となったものの、全体としては安定したパフォーマンスを維持しています。
📸 イメージング&センシング・ソリューション:モバイル向けが好調
イメージング&センシング・ソリューション部門では、売上高が前年同期比15.4%増の1兆3,899億円、営業利益が同2.1%減の975億円となりました。モバイル向けイメージセンサー(カメラで光を電気信号に変える半導体)の販売が好調で、売上高は過去最高を記録しました。 半導体が好調です。
💰 金融分野:ソニー生命の損失が課題
金融分野では、売上高が前年同期比0.6%増の1兆1,037億円、営業利益が同40.0%減の463億円となりました。ソニー生命において、金利上昇に伴う40年ものの国内債券の含み損や売却損が発生し、業績に影響を及ぼしています。このような損失は、資産運用戦略の見直しやリスク管理の強化が求められる課題となっています。今年、分離され株式が上場されるようです。それに関する、2025年5月22日のBloombergの記事をリンクします。
📈 全体としての好調な業績
2025年3月期第3四半期累計で、ソニーグループの売上高は前年同期比8.2%増の10兆3,268億円、営業利益は同22.9%増の1兆2,035億円となり、過去最高を更新しました。ゲーム、音楽、イメージセンサーなどの主要事業が好調に推移し、グループ全体の成長を支えています。
🔚 まとめ:エンターテインメント事業が牽引するソニーの成長
ソニーグループは、エンターテインメント事業を中心に力強い成長を遂げています。ゲーム、音楽、イメージセンサーなどの主要セグメントが好調に推移し、過去最高益を更新する見通しです。金融分野は切り離される予定です。
「本記事は、情報提供を目的としたものであり、特定の企業の株式購入や投資を推奨するものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。」
今日の一句
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