仕事の関係や観光のため、これまで何度かマレーシアを訪れました。クアラルンプールへの旅はいつも、郊外にある空港から始まります。空港から直通の電車に乗れば、クアラルンプールの中心地に位置するKLセントラル駅まで快適に移動できます。そこからタクシーで約10分、定宿にしているMid Valley Megamall内の「Cititel Hotel」に到着します。クアラルンプールといえばブキッ・ビンタンが有名ですが、ミッドバレーはあまり旅行本にのっていない穴場的な場所です。今年、春節の前に行った時は、Grabが流行ってるせいか普通のタクシー料金が高騰していました。
このホテルの魅力は、何といってもショッピングモール直結という便利さ。ホテルを出るとすぐにモールの中へ入れるので、買い物や食事に困ることがありません。ホテルの部屋は日本のシティホテルなみで広くて静かです。料金は2人朝食付きで安い時は一晩八千円くらいで泊まれます。このホテルの朝食バイキングは、中華、洋食、マレーシア料理があり、果物や飲み物もいっぱいです。夕食も量が多くてお手頃です。また、ホテル周辺の情報もご紹介します。
人気の中華料理店とカフェ
ホテル横にはいつも混雑している人気の中華料理店「Dragon-i Restaurant」があります。広東料理のあっさりした味で日本人向きの名店です。マレーシアは4分の1が中華系で経済的に豊かなため中華街以外の場所でも中華料理のレベルが高いです。その隣には、「The Coffee Bean & Tea Leaf」というカフェが入っており、こちらのチャイティーラテが特におすすめです。観光で歩き疲れた後にホッと一息つけるお気に入りの場所です。
ショッピングに便利なイオンと多彩なレストラン
モール内には「イオン」も入っており、ちょっとした衣料品や弁当やパンを購入するのに便利です。物価が日本の半分くらいの感覚です。その他にも数多くの庶民的な店舗があり、日本食のお店も含めて中華、洋食、マレーシア料理など数多くのレストランがあります。どんな料理が食べたい気分でも、きっとお気に入りのお店が見つかるでしょう。地下にはわかりにくいですが従業員の方も利用するものすごい安いフードコートがあります。また、服飾品やアクセサリーなどもタイのバンコクで買うより安いです。目がモールというだけあってお店も多いですが、下に大駐車場があり地元の方が多くきているようでいつ行っても買物客があふれています。また隣接してルイビィトンなどのブランド品のお店が多いガーデンズモールがあります。そちらには高級ホテルがあります。
地下のおすすめ両替店
モールの地下には、日本円からマレーシアリンギットへの両替レートが良い両替所があります。両替の際はいつもここを利用しており、空港での両替に比べてかなり便利でお得です。
クアラルンプールの魅力
クアラルンプールは、多文化が融合した活気あふれる都市です。モダンな高層ビルが並ぶ一方で、歴史あるモスクや中華街など、さまざまな文化を感じられる場所が点在しています。観光や仕事の拠点としても非常に便利で、何度訪れても新しい発見がある魅力的な街です。来年も訪問する予定です。写真はホテルから見た中心部にある高層建築物のスカイラインです。遠くに以下に紹介する建物が見えてます。
ペトロナスツインタワーは、高さ452メートル、88階建てのランドマーク。イスラム建築をモチーフにしたデザインと、41階と42階を結ぶスカイブリッジが特徴です。
通信塔として知られるKLタワー(421メートル)は、展望台から360度の絶景を楽しめる人気スポット。さらに、2023年に完成したメルデカ118(678.9メートル)は、世界で2番目に高い建築物で、独立の精神を象徴するデザインです。
金融地区を代表するトゥナ・ラザ・エクスチェンジやザ・エクスチェンジ106もあり、これらの建築物はクアラルンプールの経済発展と国際都市としての魅力を体現しています。
旅行本は地球の歩き方を使っています。