「国民の娘」から実力派トップ女優へ!チャオ・ジンマイ(趙今麦)の魅力と必見の出演ドラマ6選
チャオ・ジンマイ(趙今麦、2002年9月29日生まれ)は、165cmのすらりとしたスタイルと、愛らしくも知的な美貌で、いま中国ドラマ界を牽引する若手実力派女優の一人です。演劇の名門校「中央戯劇学院」を演劇系の大学入試テスト全国1位という輝かしい成績で入学・卒業した、卓越した知性の持ち主でもあります。
2010年にわずか8歳で子役デビューを果たし、大ヒットSF映画『流転の地球』の主要キャストとして世界的な注目を集めて以来、彼女は親しみやすさを込めて「国民の娘」と呼ばれてきました。そして現在、その肩書を飛び越え、「実力派トップ若手女優」へと見事な成長を遂げています。
今回は、日本でも視聴できる彼女の魅力を詰め込んだ必見の出演ドラマ6選を、放映・配信年順(新しい順)にネタバレなしでご紹介します。
1. 『桜桃琥珀: 私たちの季節』(2025年) - 屈託なく育った少女が包み込む、切なくも温かい青春の軌跡
90年代初頭からスタートし、幼馴染グループの幼少期から大人になるまでを瑞々しく丁寧に描いた珠玉の青春ヒューマンドラマ。チャオ・ジンマイは、愛情豊かな家庭で伸び伸びと育った活発で前向きなヒロインを演じています。
『度華年』でも抜群の相性を見せたジャン・リンホー(張凌赫)演じる、数学の天才でありながらも心に鬱屈を抱えた少年を、持ち前の明るさとひたむきさで照らしていく姿を好演。高校時代から大人へと少しずつ変化していく心の機微や純粋な恋心を繊細に描き出し、彼女の真骨頂である等身大の演技が胸を打つ傑作です。
2. 『ロマンスの降る街』(原題:在暴雪時分)(2024年) - 純粋で甘い大人の恋に落ちていく瑞々しいヒロイン
留学先の雪の街を舞台に、運命的な出会いと成長を描く大人のラブロマンス。チャオ・ジンマイは、プロのナインボール(ビリヤード)選手であるヒロインを演じています。
ウー・レイ(呉磊)演じる元天才プレイヤーと出会い、純粋で甘い大人の恋に落ちていく姿を瑞々しく好演。今をときめくトップイケメン俳優との抜群の相性(ケミストリー)を発揮し、視聴者を一気に物語へと引き込む等身大の魅力が弾けています。
3. 『度華年 The Princess Royal』(原題:度華年)(2024年) - 運命のやり直しに挑む、気高く聡明な皇女
前世でボタンの掛け違いから憎み合い死に別れた夫婦が、若き日の出会いの時に戻るタイムリープ・ロマンス史劇。チャオ・ジンマイは、当朝の長公主(皇女)を演じました。
政略結婚のすれ違いから夫と憎み合って死んだ記憶を持ったまま20年前の結婚前に戻り、人生をやり直そうとするヒロインを熱演。ジャン・リンホー(張凌赫)演じる夫との洗練された駆け引きや、重厚な時代劇のなかで見せる大人の女性としての気高い表情は必見です。
4. 『開端-RESET-』(原題:開端)(2022年) - 圧倒的な演技力で魅せる、緊迫のタイムループ・サスペンス
中国で社会現象を巻き起こした、予測不能な傑作サスペンス。バスの爆発事故に巻き込まれ、何度も同じ時間を繰り返すタイムループに陥った女子大生を演じています。
極限状態における恐怖や絶望、精度を極めた真実に立ち向かう強い意志をリアルかつ緻密に表現。その圧倒的な感情演技が高く評価され、第35回華鼎賞で最優秀主演女優賞にノミネートされるなど、彼女の本格派女優としての実力を世に知らしめた記念碑的作品です。
5. 『幻想神国記 ~運命の旅路~』(原題:玲瓏)(2021年) - 過酷な運命を切り拓く、芯の強いファンタジーヒロイン
過酷な宿命に立ち向かう若者たちの絆を描いた壮大なファンタジー時代劇。チャオ・ジンマイは、神霊の力が宿る、謎に包まれた少女を演じています。
世界の危機を救うために仲間とともに壮大な旅へ出る、芯の強いヒロインを熱演。ファンタジーならではのドラマチックな世界観のなかで、運命に翻弄されながらも気高く立ち上がる彼女の力強い眼差しが、作品に深い説得力を与えています。
6. 『刑事チン ~孤独の捜査~』(原題:重生)(2020年) - ベテラン勢に引けを取らない、影のある繊細な感情表現
複雑に絡み合う事件と人間模様を描いた重厚なサスペンスドラマ。チャオ・ジンマイは、複雑な家庭環境や事件の因縁を抱えた、影のある少女を演じています。
サスペンスの重厚な世界観のなかで、ベテラン俳優陣に負けない繊細な感情演技を披露。これまでの明るいイメージとは一線を画す、孤独や心の闇を湛えた緻密な「目での演技」は、彼女の役幅の広さと底知れないポテンシャルを感じさせます。
チャオ・ジンマイの魅力は、子役時代からの「国民の娘・妹」としての親しみやすさをベースに持ちながら、作品ごとに全く異なる大人の女性の表情を見せる「圧倒的な役の幅広さ」にあります。名門演劇大学を首席クラスで卒業した確かな演技力と、目での緻密な感情表現は、「共演者を選ばない」高い対応力を誇り、ウー・レイやジャン・リンホーといった今をときめく同世代のトップ俳優たちとも素晴らしい化学反応(ケミストリー)を生み出してきました。
まだ20代前半という若さでありながら、現代劇・時代劇・サスペンス・SFのすべてでヒット作を持つ、同世代のなかでもトップクラスの知名度と実力を兼ね備えた女優です。ただ可愛いだけでなく、知性と人間味を感じさせる演技ができる彼女は、今後も中国のみならずアジアを代表する“次世代のクイーン”として、ドラマ界を背負って立つに違いありません。