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【完全ガイド】インドネシア語の人称代名詞を徹底解説! saya, aku, kamu, Anda の使い分け

 

【音声・英訳付き】インドネシア語の人称代名詞を徹底解説!

インドネシア語の学習を始めると、まず基本となるのが人称代名詞です。文を作るには、まず主役(主語)が必要不可欠だからです。

しかし、インドネシア語の代名詞は、日本語と同じように「誰と、どんな状況で話すか」によって使うべき単語が大きく変わる、奥の深い世界です。

今回は、基本的なものからネイティブが日常会話で使う砕けた表現まで、それぞれの代名詞が持つニュアンスと正しい使い分けを、豊富な例文と共に徹底的に解説していきます。

【一人称】「私」を表す言葉

自分を指す言葉は、相手との距離感を示す最も重要な指標です。

(1) saya (サヤ)

最も標準的で、どんな場面でも使えるニュートラルな「私」です。

Perkenalkan, nama saya Tanaka.

(プルクナルカン, ナマ サヤ タナカ)

Let me introduce myself, my name is Tanaka.

はじめまして、私の名前は田中です。

Saya tidak tahu.

(サヤ ティダッ タウ)

I don't know.

私は知りません。

(2) aku (アク)

親しい相手に使う、カジュアルな「僕・私」です。

Aku pergi ke bioskop kemarin.

(アク プルギ ク ビオスコップ クマリン)

I went to the cinema yesterday.

昨日、映画に行ってきたよ。

(3) gue / gua (グェ / グア)

非常にインフォーマルな、口語的な「俺・うち」です。

Gue lapar banget.

(グェ ラパル バンェット)

I'm very hungry.

俺、めっちゃ腹へった。

【二人称】「あなた」を表す言葉

相手の呼び方は、敬意の度合いを直接的に示すため、最も注意が必要です。

(1) Anda (アンダ)

丁寧でフォーマルな「あなた」です。

Terima kasih atas kerja sama Anda.

(トゥリマ カシ アタス クルジャ サマ アンダ)

Thank you for your cooperation.

ご協力ありがとうございます。

(2) kamu (カム)

親しい相手や、同等・目下の人に使うカジュアルな「君・あなた」です。

Kamu mau minum apa?

(カム マウ ミヌム アパ?)

What do you want to drink?

君、何を飲みたい?

(3) kalian (カリアン)

複数形の「君たち・あなたたち」です。

Kalian semua dari Jepang?

(カリアン スムア ダリ ジュパン?)

Are you all from Japan?

君たちみんな、日本から来たの?

【三人称】「彼・彼女・彼ら」を表す言葉

(1) dia (ディア)

最も一般的に使われる「彼・彼女」です。

Dia teman saya.

(ディア トゥマン サヤ)

He is my friend.

彼/彼女は私の友達です。

(2) beliau (ブリアウ)

尊敬する人物に使う、敬語の「あの方」です。

Beliau adalah guru saya.

(ブリアウ アダラ グル サヤ)

He (respectful) is my teacher.

あの方は私の先生です。

(3) mereka (ムレカ)

複数形の「彼ら・彼女ら」です。

Mereka sedang belajar bahasa Indonesia.

(ムレカ スダン ブラジャル バハサ インドネシア)

They are studying Indonesian.

彼らはインドネシア語を勉強しているところです。

【特殊】kita と kami の違い

どちらも「私たち」と訳されますが、会話の相手を含むか含まないかで明確に使い分けます。

① 聞き手を含む場合 (私 + あなた) → kita

Besok kita pergi ke Bali, ya!

Let's go to Bali tomorrow, okay!

明日、私たち(みんな)でバリに行こうね!


② 聞き手を含まない場合 (私 + 他の誰か) → kami

Kami akan berangkat besok.

We will depart tomorrow.

私たち(話している相手は除く)は明日出発します。