“悪役”から“純情な皇子”まで自在に操る!徐海喬(シュー・ハイチャオ)の必見ドラマ5選
徐海喬(シュー・ハイチャオ、Joe Xu)は、端正な顔立ちと深みのある演技力で、視聴者の心を揺さぶる中国の実力派俳優です。1983年生まれの彼は、正統派のヒーローだけでなく、狂気を秘めた悪役や、報われない愛に生きる複雑なキャラクターを演じることに定評があります。
「主役を食うほどの存在感」と評されることも多い彼。今回は、日本国内で視聴可能な出演作の中から、そのカメレオン俳優ぶりを堪能できる必見の5作品を、放映年の古い順にご紹介します。
1. 『酔麗花(すいれいか) ~エターナル・ラブ~』(2017年) - 優しき皇子の切ない片想い
視聴情報: Amazonプライムなどで配信中(2026年1月現在)
皇位継承争いと禁断の愛を描いたファンタジー・ラブ史劇。リウ・シーシー演じる巫女と、ウィリアム・チャン演じる第四皇子の愛の物語ですが、ここで徐海喬は、二人を見守る第七皇子・元湛(げん・たん)を演じました。
2. 『夢華録(むかろく)』(2022年) - 視聴者を震撼させた“クズ男”演技
視聴情報: U-NEXT、Amazonプライム・ビデオなどで配信中(2026年1月現在)
リウ・イーフェイとチェン・シャオが共演し、圧倒的な映像美と自立した女性たちの姿を描いて大ヒットした時代劇。徐海喬は、ヒロインの婚約者でありながら、出世のために彼女を裏切る科挙合格者・欧陽旭(おうよう・きょく)を演じました。
これまでの好青年イメージを覆す、徹底した「悪役(クズ男)」ぶりが話題となりました。保身のために嘘を重ね、卑劣な手段に出る姿は憎々しい限りですが、その歪んだプライドや小心者ゆえの狂気を見事に表現。「嫌われるほど演技が上手い」ことを証明し、俳優としての幅広さを見せつけました。
3. 『蒼蘭訣(そうらんけつ) ~エターナル・ラブ~』(2022年) - 愛と狂気の美しき黒幕
ワン・ホーディー演じる魔王と、ユー・シューシン演じる仙女の恋を描いた大ヒットファンタジー。徐海喬は、天界の仙君でありながら、ある目的のために暗躍する謎多き人物・容昊(ようこう)を演じています。
ただの悪役ではなく、師匠への狂信的な愛ゆえに道を踏み外していく「美しきヴィラン」です。優雅な立ち振る舞いと、時折見せる虚無感漂う瞳の演技が絶品。物語の裏で糸を引く黒幕としての恐ろしさと、誰よりも純粋な執着を持つ孤独な魂を繊細に演じきり、多くのファンを沼に引きずり込みました。
4. 『灼灼風流(しゃくしゃくふうりゅう) ~宮廷の毒華~』(2023年) - 天才状元の悲恋
女性官僚を目指すヒロインの奮闘を描く宮廷ロマンス。徐海喬は、科挙でトップ合格(状元)を果たした天才であり、皇女・柔嘉公主に想いを寄せる沈驚鴻(しん・きょうこう)を演じました。
「愛する人のためなら、たとえ火の中へも飛び込む」という一途すぎる愛を体現したキャラクターです。彼の知性と才能が、愛する女性の野望のために利用されていく切なさは必見。前述の『夢華録』とは対照的な、誠実すぎるがゆえに破滅へと向かう姿が視聴者の胸を締め付けます。
5. 『与鳳行(よほうこう)』(2024年) - 短い登場ながら強烈なインパクト
視聴情報: Amazonプライム など(2026年1月現在)
チャオ・リーインとケニー・リンが共演した話題の神話ファンタジー大作。徐海喬は特別出演として、物語の鍵を握る重要なキャラクター、鳳来(ほうらい)を演じています。
出演シーンこそ限定的ですが、その圧倒的なビジュアルと、台詞がなくとも感情を伝える瞳の演技で強烈な印象を残しました。強大な力を持ちながらも、愛ゆえに封印される運命を受け入れる悲劇の存在。彼の登場シーンは物語のクライマックスにおける最大の見せ場の一つであり、視聴者に深い余韻を与えます。
徐海喬の魅力は、演じる役柄によって全く違う「顔」を見せる憑依型の演技にあります。切ない皇子から狂気の悪役まで、彼が演じるキャラクターは常に人間味と色気に溢れています。ぜひ日本の配信サービスで、その多彩な演技の数々を堪能してください。