【大人の学び直し英語】不定詞の重要構文|Too ... to ... 構文と in order to 完全ガイド
英語の表現力を高めるために避けて通れないのが、「不定詞(to + 動詞の原形)」を使った定型表現です。
「忙しすぎて行けない」「始発に乗るために早起きした」など、日常生活やビジネスシーンで頻出するこれらの表現を、大人の視点で整理し直しましょう。
この記事では、特に重要な3つの構文 too ... to ...、enough to ...、in order to ... の使い方と、間違いやすいポイントを徹底解説します。
1. Too ... to ... 構文(~すぎて…できない)
「非常に~なので…できない」という、否定的な意味を含む構文です。文の中に not が入っていないのに「できない」という意味になるのが最大のポイントです。
基本形
too + 形容詞/副詞 + to + 動詞の原形
例文で確認
He is too busy to attend the meeting.
(彼は忙しすぎて会議に出席できません。)
The coffee was too hot to drink.
(そのコーヒーは熱すぎて飲めませんでした。)
※過去形(was)の場合、「飲めなかった」と過去の意味になります。
【応用】意味上の主語を入れる場合
「誰にとって」できないのかを明確にする場合は、for + 人 を to不定詞 の前に入れます。
This problem is too difficult for me to solve.
(この問題は、私には難しすぎて解けません。)
言い換え表現:
so ... that ... can't を使って書き換えることができます。
He is so busy that he can't attend the meeting.
2. Enough to ... 構文(~するのに十分…)
too ... to ... とは対照的に、肯定的・可能な意味を表します。「とても…なので~できる」と訳すこともあります。
基本形と注意点
形容詞/副詞 + enough + to + 動詞の原形
※ enough の位置に注意! 形容詞の後ろに置きます。
❌ enough rich (誤り)
⭕ rich enough (正解)
例文で確認
She is rich enough to buy the car.
(彼女はその車を買えるほど十分にお金持ちです。)
He was kind enough to help me.
(彼は親切にも私を助けてくれました。)
※直訳:「私を助けるのに十分親切だった」
I didn't have enough time to finish the report.
(レポートを終わらせるのに十分な時間がありませんでした。)
※名詞(time)にかかるときは enough time の語順になります。
3. In order to ... / So as to ...(~するために)
単なる to不定詞(副詞的用法)でも「~するために」という意味になりますが、in order to や so as to を使うと、「目的」であることをより明確に、フォーマルに強調できます。
基本形
in order to + 動詞の原形
so as to + 動詞の原形
例文で確認
I woke up early in order to catch the first train.
(始発電車に乗るために、私は早く起きました。)
He studies hard so as to pass the exam.
(彼は試験に合格するために一生懸命勉強しています。)
【重要】否定形「~しないように」
「~しないようにするために」と言いたい場合は、not を to の直前に置きます。
I took a taxi in order not to be late.
(遅れないようにするために、タクシーに乗りました。)
Please be quiet so as not to wake the baby.
(赤ちゃんを起こさないように、静かにしてください。)
まとめ:表現の幅を広げる3つの鍵
今回学んだ3つの構文は、日常会話からビジネス英語まで幅広く使われる表現です。
- Too ... to ... : ~すぎてできない(否定)
- Enough to ... : ~するのに十分だ(肯定)
- In order to ... : ~するために(目的の強調)
特に too ... to は not がないのに否定の意味になる点、enough は語順が後ろになる点に注意して、ぜひ実際の会話で使ってみてください。