【大人の学び直し英語】Whose と 非制限用法(カンマ+which)の完全ガイド&演習ドリル
関係代名詞の基本(who, which, that)を押さえたら、次は少し表現のレベルを上げてみましょう。「髪が長い女の子」のように持ち主や一部を説明する whose や、文全体に補足情報を付け加える「カンマ+which(非制限用法)」は、大人の英会話やビジネスメール、ニュース英語で頻繁に登場する重要な文法です。
この記事では、これら2つの用法を整理し、実践的なドリルで「使える知識」として定着させます。
※答えの「🔊」マークを押すと、ネイティブに近い英語の発音を確認できます。
1. 所有格の関係代名詞 Whose:人にも物にも使える
whose は、先行詞(説明される言葉)の「所有物」や「一部」について説明を加える際に使います。「先行詞の~が」と考えると理解しやすいでしょう。
- 人にも物にも使えます。(例:whose car, whose cover)
- 基本形: 先行詞 + whose + 名詞 + (V...) または (S+V...)
【演習】Whose を使いこなすドリル(10問)
次の日本語に合うように、空欄を埋めるか、単語を並べ替えてください。
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私は髪がとても長い女の子を知っています。
( very / girl / hair / a / know / I / whose / is ) long.答えを見る
I know a girl whose hair is very long. 🔊girl(先行詞)の hair(髪)が…という関係です。 -
彼は車が故障してしまった男性を助けました。
He helped a man ( ) car had broken down.答えを見る
He helped a man whose car had broken down. 🔊man(先行詞)の car(車)が…という関係。had broken down は過去完了形です。 -
私は表紙が赤い本を買いました。
I bought a book ( ) cover is red.答えを見る
I bought a book whose cover is red. 🔊先行詞が「物(book)」でも whose は使えます。 -
お父さんが医者であるその男の子は、私の友達です。
The boy ( father / whose / is / a doctor ) is my friend.答えを見る
The boy whose father is a doctor is my friend. 🔊The boy(主語)を whose 節で説明し、その後に動詞 is が続きます。 -
屋根が緑色のあの家を見てください。
Look at that house ( ) roof is green.答えを見る
Look at that house whose roof is green. 🔊house(先行詞)の roof(屋根)という関係です。 -
私は趣味が読書である誰かを探しています。
I'm looking for someone ( ) hobby is reading.答えを見る
I'm looking for someone whose hobby is reading. 🔊someone(先行詞)の hobby(趣味)が…という関係です。 -
頂上が雪で覆われている山が見えます。
I can see a mountain ( covered / top / whose / with / is ) snow.答えを見る
I can see a mountain whose top is covered with snow. 🔊be covered with(~で覆われている)という熟語も一緒に覚えましょう。 -
彼女は、夫が有名な俳優である女性です。
She is the woman ( ) husband is a famous actor.答えを見る
She is the woman whose husband is a famous actor. 🔊woman(先行詞)の husband(夫)が…という関係です。 -
私たちは部屋がとても狭いホテルに泊まりました。
We stayed at a hotel ( ) rooms were very small. -
彼は名前を私が忘れてしまった作家です。
He is the writer ( ) name I have forgotten.答えを見る
He is the writer whose name I have forgotten. 🔊writer(先行詞)の name(名前)を I have forgotten(私が忘れてしまった)という構造です。whose + 名詞 + S + V のパターンです。
2. 非制限用法(カンマ + which):補足説明の達人
関係代名詞の前に「カンマ ( , )」をつけると、「非制限用法」になります。これは、先行詞について「ところでそれはね…」と補足情報を付け加える役割をします。
- , which:そしてそれは~だ(直前の名詞、または前の文全体を指す)
- ※カンマの後に that は使えません。
- 訳すときは、後ろから戻らずに「~しました、そしてそれは…」と前から順に訳します。
【演習】カンマ+which を使いこなすドリル(10問)
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私は京都を訪れましたが、そこはとても美しかったです。
( was / visited / which / beautiful / Kyoto, / very / I ).答えを見る
I visited Kyoto, which was very beautiful. 🔊固有名詞(Kyoto)の後に情報を足す場合は、必ずカンマ付きの非制限用法を使います。 -
彼は病気だと言いましたが、それは嘘でした。
He said he was sick, ( ) was a lie.答えを見る
He said he was sick, which was a lie. 🔊which は直前の名詞ではなく、「彼が病気だと言ったこと」全体を指しています。 -
彼女は私にお気に入りの本を貸してくれましたが、私はそれをまだ読んでいません。
She lent me her favorite book, ( ) I haven't read yet.答えを見る
She lent me her favorite book, which I haven't read yet. 🔊「本」についての補足情報を付け加えています。 -
一日中激しい雨が降り、そのことが私たちに計画変更を余儀なくさせました。
It rained heavily all day, ( ) made us change our plans.答えを見る
It rained heavily all day, which made us change our plans. 🔊文全体(雨が激しく降ったこと)が、計画変更の原因となっています。 -
彼は突然仕事を辞め、そのことは私たち皆を驚かせた。
He quit his job suddenly, ( surprised / which / all / us / of ).答えを見る
He quit his job suddenly, which surprised all of us. 🔊文全体を先行詞とする which の代表的な使い方です。 -
彼女は試験に合格しました、そしてそのことは彼女の家族を喜ばせています。
She has passed the exam, ( ) makes her family happy.答えを見る
She has passed the exam, which makes her family happy. 🔊現在完了形(合格した事実)を受けて、現在の状況(喜ばせている)を説明しています。 -
彼は英語を話そうとしましたが、それは彼にとって難しかったです。
He tried to speak English, ( ) was difficult for him.答えを見る
He tried to speak English, which was difficult for him. 🔊which は「英語を話そうとすること」を指しています。 -
私の父はゴルフが好きですが、母は好きではありません。
My father likes golf, ( ) my mother doesn't.答えを見る
My father likes golf, which my mother doesn't. 🔊ゴルフ(golf)を先行詞としつつ、対比の情報を補足しています。 -
トムは会議に遅れましたが、それはいつものことです。
Tom was late for the meeting, ( usual / is / as / which ).答えを見る
Tom was late for the meeting, which is as usual. 🔊as usual(いつものように)を使った慣用表現に近い形です。 -
【間違い探し】彼は新しい車を買ったが、それはとても高かった。
He bought a new car, that was very expensive.
(間違いを訂正してください)答えを見る
He bought a new car, which was very expensive. 🔊カンマの後に that は使えません。必ず which を使います。
まとめ
お疲れ様でした!whose とカンマ+which の感覚は掴めましたか?
特に「, which」が前の文全体を指す用法は、会話や文章で「感想」や「結果」を付け加えるのに非常に便利です。「情報を繋ぐ接着剤」として、ぜひ使いこなしてみてください。