【大人の学び直し英語】関係副詞 (where, when, why, how) の使い方|場所や時を詳しく説明する
「私が生まれた町」や「私たちが初めて会った日」のように、場所や時について詳しく説明したいとき、英語ではどう表現すればよいでしょうか?
関係代名詞(which や that)を使うこともできますが、よりスマートで、状況を詳しく描写できるのが「関係副詞」です。
この記事では、where, when, why, how の4つの関係副詞について、その仕組みと関係代名詞との決定的な違い、そして大人が使いこなしたい様々な時制での例文を解説します。
1. 関係副詞とは? 関係代名詞との最大の違い
関係副詞は、その名の通り「副詞」の働きをして、前の名詞(先行詞)と後ろの文をつなぐ接着剤です。
最も重要なルールはこれです。
【鉄則】後ろの文が「完全」か「不完全」か
- 関係代名詞 (which/that) + 不完全な文 (主語や目的語が欠けている)
- 関係副詞 (where/when...) + 完全な文 (主語・動詞・目的語が揃っている)
比較してみましょう。
関係代名詞 (which) の場合:
This is the city which I visited last year.
(これは私が去年訪れた都市です。)
※ visited の後ろに「どこを」という目的語が欠けています。
関係副詞 (where) の場合:
This is the city where I was born.
(これは私が生まれた都市です。)
※ I was born. だけで文として成立しています(完全な文)。
2. where:場所を詳しく説明する
先行詞(説明される名詞)が「場所」を表すときに使います。the city, the house, the office などが典型的です。
【過去形】思い出の場所を語る
This is the park where we played soccer yesterday.
(ここが、私たちが昨日サッカーをした公園です。)
【現在完了形】経験を語る
I have finally found the cafe where we met for the first time.
(私たちが初めて出会ったカフェを、ついに見つけました。)
【応用】抽象的な「場所(状況)」
where は物理的な場所だけでなく、「状況」や「事例」を場所に見立てて使うこともできます。大人の英語表現として非常に重要です。
There are cases where this rule does not apply.
(このルールが適用されないケース(場面)があります。)
3. when:時を詳しく説明する
先行詞が「時」を表すときに使います。the time, the day, the year などです。
【過去形】特定の日時を振り返る
I remember the day when I started this job.
(私はこの仕事を始めた日のことを覚えています。)
【未来形】将来の時を語る
The time will come when you understand this.
(あなたがこれを理解する時が来るでしょう。)
4. why:理由を説明する
先行詞は基本的に the reason のみです。日常会話では the reason か why のどちらかを省略することが一般的です。
【現在完了形】結果の理由を尋ねる
Tell me the reason why you have decided to quit.
(あなたが辞めると決めた理由を教えてください。)
【省略形】スマートな表現
That is why I am here.
(それが、私がここにいる理由です。= だから私はここにいます。)
5. how:方法を説明する(※重要例外)
関係副詞 how は「方法」を表しますが、ここで非常に重要な例外ルールがあります。
【注意】the way how は使えない!
他の関係副詞とは違い、先行詞 the way と関係副詞 how を並べて使うことはできません。
- ❌ This is the way how I did it. (誤り)
- ⭕️ This is how I did it. (howのみ)
- ⭕️ This is the way I did it. (the wayのみ)
- ⭕️ This is the way in which I did it. (堅い表現)
【過去進行形】プロセスの説明
This is how I was fixing the problem when you called.
(電話をもらった時、私はこうやってその問題を直していました。)
まとめ:表現の幅を広げるために
関係副詞を使うことで、「場所」「時」「理由」「方法」といった情報を、文の流れの中で自然に、かつ詳しく説明できるようになります。
まずは「後ろが完全な文になっているか?」を確認する癖をつけましょう。そして、過去の思い出や将来の展望など、様々な時制を組み合わせて自分なりの例文を作ってみてください。
また、よりフォーマルな場面では、where を in which や at which に書き換えることもあります。まずは基本の4つをマスターし、表現の幅を広げていきましょう。