「ウクライナではなく、標的は日本だった」FSB内部告発が暴く、プーチン幻の『北海道侵攻計画』の全貌【第1回】
投稿日:2025年12月25日 / カテゴリ:国際情勢
2022年2月24日、世界は凍りつきました。ロシアによるウクライナへの全面侵攻。それは冷戦後の秩序を破壊する歴史的な瞬間でした。
しかし、もしその半年前に、「ロシア軍の矛先が日本に向けられていた」としたら、あなたはどう思いますか?
これは陰謀論ではありません。米国の大手週刊誌『ニューズウィーク』が報じ、世界中のインテリジェンス(諜報)関係者を震撼させた「FSB(ロシア連邦保安庁)内部告発」による情報です。今回は全3回にわたり、知られざる「極東の悪夢」について、その真偽と深層を徹底解剖します。
【衝撃の報道】ロシアは2021年夏、日本への攻撃を計画していた(クリックして詳細を読む)
出典:Newsweek "Russia Planned To Attack Japan in 2021: Leaked FSB Letters"
1. 計画の内容と時期
2. 日本を標的としたプロパガンダ工作
3. 背景にある意図(北方領土と中国)
- 北方領土: ロシアにとって「交渉の切り札」であり、返還は戦後のステータス変更を意味するため容認不可と考えていた。
- 中国への配慮: 中国は日本が戦後の取り決めを覆すことを極度に嫌っており、ロシアが日本に譲歩することは中国との関係悪化を招くため不可能だった。
4. なぜウクライナに変わったのか
つまり、「ウクライナ侵攻で見られた狂気的な論理や手法は、もともと日本に対して使うために準備されていたものだった」というのがこの記事の核心です。

FSB内部からの手紙:「Wind of Change」
事の発端は、ロシアの人権団体「Gulagu.net」を運営するウラジーミル・オセチキン氏のもとに届いた一連のメールでした。差出人はFSBの内部アナリストとされる人物。コードネームは「Wind of Change(変革の風)」。
プーチン政権内部の混乱を赤裸々に綴ったその告発文の中に、日本人の我々にとって見過ごせない、衝撃的な一節がありました。
両国が戦争の段階に突入するという確信は指導部内で高まっていた。なぜ最終的に戦争の対象としてウクライナが選ばれたのかは、他の者が答えるべき問いである」 出典:Newsweek (2022) / FSB内部告発文書より
なんと、ウクライナ侵攻のわずか半年前、2021年の夏に、ロシアは「日本との戦争」を真剣に検討していたというのです。
なぜ「日本」が標的だったのか?
なぜNATOと対峙する欧州正面ではなく、極東の日本だったのでしょうか? 告発文書や当時の情勢からは、プーチン政権の焦りが見え隠れします。
侵攻前夜の「不気味な一致」:731部隊キャンペーン
「まさか本当に?」と疑う方も多いでしょう。しかし、この証言を裏付けるような「奇妙な動き」が、当時実際に起きていました。
2021年8月から9月にかけて、ロシア国営メディアが突如として、第二次世界大戦中の日本の「731部隊(関東軍防疫給水部)」に関する機密文書を公開し、激しい対日批判キャンペーンを展開し始めたのです。当時は、菅義偉内閣でした。
普段は歴史の彼方にある話題を、なぜそのタイミングで?
そのレトリックは、後にウクライナ侵攻で使われた「ネオナチ排除」という論理と不気味なほど酷似していました。つまり、「相手を非人道的な悪魔(ナチスや731部隊)と決めつけ、攻撃を正当化する」というプロパガンダの手法が、日本に対して試されていたのです。
この事実が明らかになった際、時の岸田政権内部ではこの情報を受けて驚愕したと言われています。それは、日本が知らぬ間に「戦争の入り口」に立たされていたことを意味していたからです。