【大人の学び直し英語】比較表現「as ~ as」の使い方|「同じくらい~」を表す同等比較
英語で何かを比較するとき、真っ先に思い浮かぶのは better や more expensive といった比較級かもしれません。しかし、日常会話やビジネスシーンでは「AはBと同じくらい重要だ」「以前ほど景気は良くない」といった、「同等(またはそれ以下)」を表す表現が頻繁に使われます。
今回は、基本の as ~ as 構文から、大人の会話で役立つ「倍数表現」や「慣用句」まで、様々な時制を交えて解説します。
1. 基本形:同じくらい~だ (同等比較)
基本の形は as + 形容詞/副詞 + as です。サンドイッチのように、形容詞や副詞の「元の形(原級)」を挟みます。
肯定文:A is as ... as B
「AはBと同じくらいの程度である」という意味です。
This project is as important as the previous one.
(このプロジェクトは、前のものと同じくらい重要です。)
解説: 形容詞 important を挟んでいます。
She speaks English as fluently as a native speaker.
(彼女はネイティブスピーカーと同じくらい流暢に英語を話します。)
解説: 副詞 fluently を挟むこともできます。
否定文:A is not as ... as B
否定文にすると「AはBほど~ではない」という意味になります。「同じではない」ではなく、「Bの方が程度が高い」というニュアンスになる点に注意しましょう。
The movie wasn't as interesting as I expected.
(その映画は、私が期待していたほど面白くなかった。)
解説: 過去形での否定です。「期待」の方が高かったことを示唆します。
Tomorrow won't be as cold as today.
(明日は今日ほど寒くはならないでしょう。)
解説: 未来形 will not (won't) を使った表現です。
2. 倍数表現:~倍の大きさだ
「同じ」だけでなく、「2倍」「3倍」といった差を表す場合も as ~ as を使います。語順は 倍数詞 + as ~ as となります。
- 2倍: twice
- 3倍以上: three times, four times...
- 半分: half
This bag costs twice as much as that one.
(このバッグはあのバッグの2倍の値段です。)
解説: 金額や量を比較する場合、形容詞は much を使います。
Our office is three times as large as theirs.
(私たちのオフィスは、彼らのオフィスの3倍の広さがあります。)
Japan is about twenty-five times as large as Jamaica.
(日本はジャマイカの約25倍の大きさです。)
解説: 「約」を入れる場合は about を倍数の前に置きます。
3. 応用フレーズ:限界と強調
日常会話やビジネスメールで頻出する、as ~ as を使った定型表現です。
できるだけ~ (as ... as possible / S can)
Please reply as soon as possible.
(できるだけ早く返信してください。)
解説: ビジネスメールの定番です。ASAP (As Soon As Possible) と略されることもあります。
I ran as fast as I could.
(私はできる限り速く走りました。)
解説: 過去の話なので、can ではなく could になっています。
数の多さを強調 (as many/much as)
「~もの数」「~もの量」と、数が予想以上に多いことを強調します。
As many as 50 people attended the meeting.
(50人もの人がその会議に出席しました。)
解説: 「たった50人」ではなく「50人も!」という驚きが含まれます。
He has collected as many as 1,000 stamps.
(彼は1,000枚もの切手を集めました。)
解説: 現在完了形を使い、積み重ねた実績を強調しています。
4. よく使う慣用句
最後に、そのまま覚えると便利な表現を紹介します。
| 表現 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| as good as new | 新品同様で | My watch is as good as new. |
| as long as | ~する限り(条件) | As long as you are happy, I'm happy. |
| as far as I know | 私の知る限り | As far as I know, he is single. |
【学習のポイント】比較対象の代名詞
文法的には比較対象(後ろのasの後)に代名詞が来る場合、主格(I, he, she)が正式ですが、実際の会話では目的格(me, him, her)が非常によく使われます。
- 正式: He is as tall as I (am).
- 口語: He is as tall as me.
どちらを使っても通じますが、ビジネス文書などフォーマルな場では主格を使うのが無難です。
内容をしっかり学習するために演習ドリルを準備してます。