世界が注目する若きカメレオン女優チョン・ジソ(鄭知蘇)のおすすめ作品4選
あのアカデミー賞受賞作『パラサイト』の裕福な家の娘役や、大ヒットドラマ『ザ・グローリー』でのソン・ヘギョの子供時代役など、世界的な話題作で強烈な印象を残し続ける女優、チョン・ジソ(鄭知蘇)。
彼女の魅力は、小柄で可愛らしい容姿からは想像もつかないほどの「憑依力」にあります。清純な学生から、歌って踊れるアイドル、呪術を使う少女、そして70代のおばあちゃんまで。作品ごとに顔つきまで変わって見える彼女は、まさに次世代を担うカメレオン女優です。
今回は、そんなチョン・ジソの成長と多彩な演技の幅を感じられる、おすすめのドラマ・映画を年代順に4つ厳選してご紹介します。
チョン・ジソのプロフィールと演技の魅力
チョン・ジソは1999年生まれ。元フィギュアスケート選手という経歴を持ち、2012年に「ヒョン・スンミン」という本名で子役デビューしました。『奇皇后』や『W-君と僕の世界-』などの名作でヒロインの少女時代を演じ、着実に実力を磨いてきました。ドラマ「カーテンコール」にも出演しています。
2019年、映画『パラサイト 半地下の家族』への出演を機に芸名を「チョン・ジソ」に改名。高い演技力はもちろんのこと、歌唱力もプロ級で、劇中でアイドル役を完璧にこなすほどのマルチな才能の持ち主です。
チョン・ジソ出演 おすすめドラマ・映画4選
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『夢みるサムセン』(2013年)
配信:Amazonプライム など1970年代のソウルを舞台に、逆境に負けず韓方医を目指すヒロインのサクセスストーリー。チョン・ジソ(当時はヒョン・スンミン名義)は、主人公サムセンの少女時代を演じました。
デビュー間もない頃の作品ですが、運命に翻弄されながらも健気に生きる少女を情感豊かに演じています。彼女の原点とも言える純粋でひたむきな演技は、涙なしでは見られません。長い物語の導入部をしっかりと支え、視聴者を物語の世界へ引き込む役割を見事に果たしています。
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映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)
配信:Netflix , Amazonプライム などカンヌ国際映画祭パルム・ドール、アカデミー賞作品賞を受賞した歴史的傑作。彼女は、裕福なパク家の長女、ダヘを演じました。
家庭教師としてやってきた主人公の息子に淡い恋心を抱く女子高生役です。一見わがままなお嬢様に見えますが、両親の愛情不足を感じている孤独な内面を繊細に表現しました。ソン・ガンホやチェ・ウシクといった大先輩たちに囲まれながらも、独特の存在感を放ち、この作品をきっかけに彼女の名は世界に知られることとなりました。
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『イミテーション』(2021年)
K-POPアイドルたちの熾烈な競争と秘密の恋愛を描いた青春ドラマ。チョン・ジソは、トップアイドルを目指して奮闘する新人グループのセンター、マハを演じました。
このドラマの最大の見どころは、彼女が実際にステージで歌い踊るシーンです。元々評価の高かった歌唱力とダンスの実力を遺憾なく発揮し、本物のアイドルのような輝きを見せています。U-KISSのジュンなど現役アイドルたちとの共演でも引けを取らないパフォーマンスと、夢に向かって突き進むポジティブなキャラクターに元気をもらえます。
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『あやしい彼女』(2024年)
配信:hulu (独占配信)日本でも多部未華子主演でリメイクされた大ヒット映画のドラマ版。70代のおばあちゃんが突然20歳の姿に若返り、歌手になる夢を叶えていくファンタジーコメディです。
チョン・ジソは、中身は70代、外見は20歳の主人公オ・ドゥリを熱演。方言を使ったおばあちゃん口調や、古臭い仕草をコミカルに演じ、視聴者を爆笑の渦に巻き込みます。一方で、家族を想う深い愛情や、切ない恋心で見せるシリアスな演技のギャップも素晴らしく、彼女の「歌」の才能も存分に堪能できる、最新の代表作です。
まとめ
チョン・ジソは、作品ごとに全く違うキャラクターになりきるだけでなく、歌やダンスといった特技も演技に昇華させることができる稀有な女優です。『パラサイト』の娘役から『あやしい彼女』の歌姫まで、その変幻自在な姿には驚かされるばかりです。
今回紹介した4作品を見れば、彼女がなぜ「怪物新人」と呼ばれ、多くの監督から愛されるのか、その理由がきっと分かるはずです。これからの韓国ドラマ界を背負って立つ彼女の活躍から目が離せません。