【大人の学び直し英語】this, that, someone, myself|使いこなしたい代名詞ドリル
前回の記事「this, that, someone, myself|使いこなしたい代名詞」では、人称代名詞 (I, you, he...) 以外に会話で不可欠な「指示代名詞」「不定代名詞」「再帰代名詞」の3グループを学びました。
this と that の距離感、some と any の使い分け、myself の2つの用法...。これらの重要な知識を「記憶に定着させる」ための実践ドリルです。「わかる」を「できる」に変えるために、ぜひチャレンジしてみてください!
1. 指示代名詞「this, that, these, those」ドリル
まずは、モノや人を指し示す「指示代名詞」です。使い分けの核心は「話者からの距離感」と「数」です。
- 近いもの:
this(これ / 1つ),these(これら / 複数) - 遠いもの:
that(あれ / 1つ),those(あれら / 複数) - 時間・文脈:
this(今・これから),that(あの時・さっき言ったこと)
このルールを思い出しながら、( ) に入る最も適切な代名詞を選んだり、( ) に単語を入れたり、語順を並べ替えたりしてみましょう。
やってみよう!指示代名詞クイズ(20問)
- ( This / These ) is my new smartphone.
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This
(訳:これは私の新しいスマホです。)
(is(単数) であり、my new smartphone(1台) なので This を使います) - Look at ( that / those ) birds in the sky.
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those
(訳:空にいるあの鳥たちを見て。)
(in the sky(空に) と遠くを指し、birds(複数) なので those を使います) - ( This / These ) are my children.
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These
(訳:こちらは私の子供たちです。)
(are(複数) であり、my children(複数) なので These を使います) - What is ( that / those ) building over there?
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that
(訳:あそこにあるあの建物は何ですか?)
(over there(あそこに) と遠くを指し、is(単数) のbuilding(1つ) なので that を使います) - A: "I passed the exam!" B: "( This / That ) is great news!"
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That
(訳:「それは素晴らしいニュースだ!」)
(相手が「さっき言ったこと(文脈)」を指す場合は、心理的な距離感から That を使います) - Are ( this / these ) your glasses on the table?
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these
(訳:テーブルの上にあるこれらはあなたのメガネですか?)
(on the table(手元に) と近くを指し、glasses(複数扱い) なので these を使います) - ( This / That ) was a wonderful trip. (過去の旅行を振り返って)
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That
(訳:あれは素晴らしい旅行だった。)
(「あの(時の)旅行」という、時間的に「遠い」過去を指すので That を使います) - Please take ( this / that ) pamphlet. (相手にパンフレットを手渡しながら)
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this
(訳:このパンフレットをどうぞ。)
(物理的に「近い」モノを手渡しているので This を使います) - Who are ( that / those ) people waiting in line?
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those
(訳:列に並んでいるあの人たちは誰ですか?)
(people(複数) を指し、話者からは少し離れているニュアンスなので those を使います) - Listen to ( this / that ). I have something important to say.
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this
(訳:これを(今から言うことを)聞いて。大事な話があるんだ。)
(「(これから話す)これ」という、時間的に「近い」未来を指すので This を使います) - ( This / These ) shoes are very comfortable. (今履いている靴を指して)
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These
(訳:この靴はとても快適だ。)
(物理的に「近い」モノを指し、shoes(複数) なので These を使います) - I prefer ( that / those ) blue shirt in the window.
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that
(訳:窓にあるあの青いシャツの方がいいな。)
(in the window(窓の中に) と少し離れた場所を指し、shirt(1枚) なので that を使います) - A: "He said he's quitting." B: "I can't believe ( this / that )."
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that
(訳:「(彼が辞めるって)それが信じられない。」)
(相手が言った「情報」を指すので That を使います。Thisも文脈により可) - I think ( this / that ) is the restaurant he was talking about. (遠くのレストランを指して)
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that
(訳:あれが彼が話していたレストランだと思う。)
(物理的に「遠い」モノ(レストラン)を指すので That を使います) - ( That / Those ) stars are beautiful tonight.
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Those
(訳:今夜はあの星たちが美しい。)
(stars(複数) であり、空にある「遠い」ものなので Those を使います) - ( ) are my shoes. (手元にある複数の靴を指して)
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These
(訳:これらは私の靴です。)
(手元の「複数」のものを指すので These を使います) - What is ( )? (遠くの空を飛んでいるものを指して)
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that
(訳:あれは何ですか?)
(「遠く」の「単数」のものを指すので that を使います) - A: "I'm going to quit my job." B: "I can't believe ( )."
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this / that
(訳:本気ですか?それが信じられません。)
(相手が「さっき言ったこと」を指す That、または「今まさに聞いた衝撃的なこと」を指す This、どちらも使われます) - (語順) ( building / is / that / tall / a )
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That is a tall building.
(訳:あれは高い建物です。)
(遠くの単数のもの (That) を主語にします) - (語順) ( comfortable / these / are / very / chairs )
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These are very comfortable chairs.
(訳:これらの椅子はとても快適です。)
(近くの複数のもの (These) を主語にします)
2. 不定代名詞「some-, any-, no-, every-」ドリル
次は「誰か」「何か」「誰も~ない」といった、不特定の人や物を指す「不定代名詞」です。文の種類(肯定文・疑問文・否定文)によって使い分けるのが最大のポイントです。
some-(someone, something): 肯定文で「(ぼんやりと)誰か、何か」any-(anyone, anything): 疑問文で「(誰でも)誰か、何か?」、否定文で「誰も、何も~ない」no-(nobody, nothing): 肯定文の形で「誰も、何も~ない」という強い否定を表す。every-(everyone, everything): 「すべての人、すべてのこと」(※単数扱い)
やってみよう!不定代名詞クイズ(20問)
- There is ( someone / anyone ) at the door.
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someone
(訳:誰かがドアのところにいます。)
(「誰かいる」という肯定文なので someone を使います) - I don't need ( something / anything ) else.
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anything
(訳:他には何も必要ありません。)
(don'tを使った否定文なので anything を使います) - Is there ( someone / anyone ) who can speak French?
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anyone
(訳:フランス語を話せる人は誰かいますか?)
(「誰かいますか?」という疑問文なので anyone を使います) - I need ( something / anything ) to drink.
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something
(訳:何か飲むものが必要です。)
(「何か飲むもの」という肯定文なので something を使います) - ( Nothing / Anything ) is impossible.
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Nothing
(訳:不可能なことは何もない。)
(文の形が肯定文(is)なので、強い否定語 Nothing を使います) - ( Everyone / Everything ) is ready for the party.
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Everything
(訳:パーティーの準備はすべて整っています。)
(文脈から「すべての(モノ・準備)」が整っていると考えるのが自然です。動詞がis(単数扱い) である点も重要です) - Did you buy ( something / anything ) at the store?
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anything
(訳:お店で何か買いましたか?)
(「何か買いましたか?」という疑問文なので anything を使います) - ( No one / Anyone ) knows the answer.
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No one
(訳:誰もその答えを知りません。)
(文の形が肯定文(knows)なので、強い否定語 No one(または Nobody) を使います) - He left without saying ( nothing / anything ).
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anything
(訳:彼は何も言わずに去った。)
(without(~なしで) という否定的な意味を持つ語の後では anything を使います) - I'm hungry. I want ( something / anything ) to eat.
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something
(訳:お腹が空いた。何か食べるものが欲しい。)
(「何か食べるもの」という肯定文なので something を使います) - ( Everyone / Everybody ) likes her.
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Everyone / Everybody
(訳:みんな彼女のことが好きだ。)
(どちらも「みんな」という意味で正解です。動詞likesが単数形 (s) になっているのが最重要ポイントです) - Would you like ( something / anything ) hot to drink?
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something
(訳:何か温かい飲み物はいかがですか?)
(疑問文ですが、相手に「はい」と答えてほしい「申し出(おすすめ)」の場合は、例外的に something を使います) - I didn't talk to ( no one / anyone ).
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anyone
(訳:私は誰とも話さなかった。)
(didn'tという否定語がすでにあるので、anyone を使います。didn't ... no oneは二重否定になり文法的に誤りです) - There is ( nothing / anything ) interesting on TV.
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nothing
(訳:テレビで何も面白いものがない。)
(文の形が肯定文(is)なので nothing を使います) - ( Everything / Everyone ) looks delicious!
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Everything
(訳:すべて美味しそう!)
(looks delicious(美味しそう) なのは「モノ」なので Everything を使います。動詞looksが単数形 (s) である点も確認しましょう) - I bought ( ) for my mother. (肯定文)
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something
(訳:私は母のために何かを買いました。)
(肯定文で「何か」を表すので something を使います) - ( ) likes this movie. Everyone hates it.
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No one / Nobody
(訳:誰もこの映画が好きではありません。みんな嫌いです。)
(文の形が肯定文 (likes) で「誰も~ない」という否定の意味を表すので No one または Nobody を使います) - ( ) is possible if you try.
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Everything / Anything
(訳:もし挑戦すれば、すべてが可能です。/訳:挑戦すればどんなことでも可能です。)
(Everything (すべて) または Anything (どんなことでも) が使えます。どちらも単数扱いです) - (語順) ( told / the secret / no one / me )
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No one told me the secret.
(訳:誰も私にその秘密を教えてくれなかった。)
(No one を主語にした否定文です) - (語順) ( in the room / there / anyone / is / ? )
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Is there anyone in the room?
(訳:部屋に誰かいますか?)
(疑問文なので Is there... で始まり、anyone を使います)
3. 再帰代名詞「-self, -selves」ドリル
最後は「~自身」を表す「再帰代名詞」です。主語と目的語が同一人物(モノ)のとき、または主語を強調するときに使います。主語と目的語が別人の場合は、通常の目的格 (me, him, her...) を使います。
- 用法1(~自身を):
She hurt herself.(彼女は彼女自身を傷つけた=怪我をした) - 用法2(自分で):
I did it myself.(私は自分でそれをした) - 注意:
My boss helped me.(主語と目的語が別人物)
やってみよう!再帰代名詞クイズ(20問)
- I made this cake ( me / myself ).
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myself
(訳:私は自分でこのケーキを作りました。)
(「私自身が(自分で)」作った、という強調用法です。主語が I なので myself を使います) - He hurt ( him / himself ) when he fell.
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himself
(訳:彼は転んだときに怪我をした。)
(彼が傷つけた対象=彼自身、なので再帰代名詞 himself を使います) - She looked at ( her / herself ) in the mirror.
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herself
(訳:彼女は鏡で自分自身を見た。)
(彼女が見た対象=彼女自身、なので herself を使います) - My teacher looked at ( me / myself ).
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me
(訳:先生は私を見ました。)
(主語 (My teacher) と目的語 (私) が別人物なので、通常の目的格 me を使います) - Please help ( us / ourselves ) with this problem.
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us
(訳:この問題で私たちを助けてください。)
(主語 (You, 命令文) と目的語 (私たち) が別人物なので、通常の目的格 us を使います) - We really enjoyed ( us / ourselves ) at the party.
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ourselves
(訳:私たちはパーティーでとても楽しんだ。)
(enjoy oneselfは「楽しむ」という決まった表現です。主語が We なので ourselves を使います) - Please take care of ( you / yourself ).
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yourself
(訳:お大事に。)
(「あなた自身の体を大事にして」という意味の決まり文句です。命令文の主語は You (単数) なので yourself を使います) - The cat is washing ( it / itself ).
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itself
(訳:その猫は自分自身を洗っている(毛づくろいしている)。)
(猫が洗っている対象=猫自身、なので itself を使います) - They built the house ( them / themselves ).
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themselves
(訳:彼らは自分たちでその家を建てた。)
(「彼ら自身が(自力で)」建てた、という強調用法です。主語が They なので themselves を使います) - I built this house for ( them / themselves ).
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them
(訳:私は彼らのためにこの家を建てた。)
(主語 (I) と目的語 (彼ら) が別人物なので、通常の目的格 them を使います) - He taught ( him / himself ) how to play the guitar.
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himself
(訳:彼はギターの弾き方を独学した。)
(彼が教えた対象=彼自身、つまり「独学した」という意味です) - Help ( you / yourselves ) to some cookies. (目の前にいる複数の人たちに)
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yourselves
(訳:クッキーをご自由にお取りください。)
(Help yourself(ご自由にどうぞ) の複数形です。相手が複数なので yourselves になります) - The door opened by ( it / itself ).
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itself
(訳:ドアがひとりでに開いた。)
(by itselfは「それ自身で、ひとりでに」という意味のイディオムです) - We should introduce ( us / ourselves ).
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ourselves
(訳:私たちは自己紹介すべきです。)
(私たちが紹介する対象=私たち自身、という意味です) - The president ( him / himself ) visited the site.
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himself
(訳:社長自らがその現場を訪れた。)
(「社長自らが」と主語 The president (彼) を強調しているので himself を使います) - ( ) (穴埋め) She did the homework ( ).
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herself
(訳:彼女は自分でその宿題をした。)
(「彼女自身が(自力で)」という意味で、主語の She を強調する herself を使います) - ( ) (穴埋め) You should do it ( ). (相手は一人)
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yourself
(訳:あなたはそれを自分でやるべきだ。)
(「あなた自身で」と主語の You を強調する yourself を使います) - ( ) (穴埋め) The machine checks ( ) automatically.
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itself
(訳:その機械は自動でそれ自身をチェックします。)
(機械がチェックする対象=機械自身、なので itself を使います) - (語順) ( proud / should / of / be / you / yourself )
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You should be proud of yourself.
(訳:あなたは自分自身を誇りに思うべきだ。)
(be proud of ...(~を誇りに思う) のofの目的語が、主語の You と同じ人物なので yourself を使います) - (語順) ( I / by / the report / finished / myself )
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I finished the report by myself.
(訳:私は一人で(自力で)そのレポートを終えた。)
(by myselfで「一人で、自力で」という意味のイディオムです)
まとめ
お疲れ様でした!全60問の代名詞ドリル、いかがでしたか?
this/that の距離感、some/any の使い分け、そして me と myself の決定的な違いなど、感覚が掴めてきたのではないでしょうか。これらの代名詞は、日常会話の「つなぎ言葉」として非常に重要です。
間違えた問題は解説を読み返し、ぜひコアイメージを思い浮かべながら例文ごと音読してみてください。そうすることで、知識が「使えるスキル」として定着していきます。