“唯一無二の存在感” 女優キム・ダミ（김다미）の魅力とおすすめ作品5選
イントロダクション：平凡さと非凡さが共存する怪物新人
韓国ドラマ界において、彗星のごとく現れ、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを残し続ける女優、それがキム・ダミです。2018年の映画『The Witch／魔女』で1500倍のオーディションを勝ち抜き、新人賞を総なめにした衝撃のデビューは今も語り草です。
彼女の魅力は、一見平凡に見えるビジュアルの中に隠された、底知れないエネルギーと狂気、そして驚くほどの繊細さです。「梨泰院クラス」のソシオパスな天才少女から、「その年、私たちは」の等身大の働く女性まで、全く異なるキャラクターを完璧に演じ分ける彼女は、まさに“唯一無二の存在”と言えるでしょう。この記事では、そんなキム・ダミの魅力と、彼女の才能が爆発しているおすすめの作品5選をご紹介します。
キム・ダミのプロフィールと演技の魅力
キム・ダミは1995年4月9日生まれ。仁川大学校公演芸術学科で演技を学び、2018年の映画『The Witch／魔女』で主人公ク・ジャユン役に抜擢されます。純粋無垢な女子高生と、記憶を失った最強の暗殺者という二つの顔を完璧に演じきり、その年の新人賞を総なめに。「怪物新人」の誕生と大きな話題を呼びました。
彼女の演技の魅力は、その「ギャップ」にあります。小動物のような愛らしいルックスでありながら、一度スイッチが入ると、瞳の奥に冷たい光を宿すような非凡な演技を見せます。また、声のトーンや話し方でキャラクターの性格を巧みに表現し、特に「梨泰院クラス」のイソ役で見せた、自信に満ち溢れた早口のセリフ回しは彼女の代名詞の一つとなりました。
キム・ダミ出演 おすすめドラマ・映画5選
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『梨泰院クラス』（2020年）
配信：Netflix 2025年11月
日本でも社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ。キム・ダミは、IQ162の天才ソシオパス（反社会性パーソナリティ障害）少女、チョ・イソを演じました。パク・ソジュン演じる主人公パク・セロイに惚れ込み、彼を成功させるためなら手段を選ばない過激なヒロイン像は強烈なインパクトを残しました。彼女の独特なファッションやヘアスタイルも大きな注目を集めました。
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『その年、私たちは』（2021年）
配信：Netflix (独占配信)。2025年11月
『The Witch／魔女』で共演したチェ・ウシクと再タッグを組んだラブコメディ。高校時代に撮影したドキュメンタリーが人気となり、10年ぶりに再会した元カップルの複雑な心情を描きます。キム・ダミが演じたのは、現実主義者でクールな広報専門家クク・ヨンス。「梨泰院クラス」とは正反対の、等身大で不器用な大人の女性を繊細に演じ、多くの視聴者の共感を呼びました。
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『ソウルメイト』（2023年・映画）
配信：U-NEXT , Prime Video など。2025年11月
中国映画『ソウルメイト/七月と安生』の韓国リメイク版。14年間にわたる二人の親友の友情、憧れ、そしてすれ違いを描いた感動作です。キム・ダミは、自由奔放で絵の才能にあふれるアン・ミソを演じました。10代から30代までという長い歳月を、その時々の揺れ動く感情と共に演じきり、女優としての深みを見せつけました。
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『ナインパズル』（2025年）
配信：Disney+ (ディズニープラス) (独占配信予定)。2025年11月
2025年に配信が予定されている期待の新作ミステリースリラー。キム・ダミは、殺人事件の唯一の目撃者であり容疑者でもある主人公イナを演じます。彼女の真実を解き明かそうとするプロファイラー（ソン・ソック）との緊迫した心理戦が描かれる予定で、キム・ダミのシリアスで深みのある演技が期待されています。
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『100番の思い出』（2025年）
配信：U-NEXT (独占配信)。2025年11月
2025年秋に配信が開始されたばかりの最新作。1980年代を舞台に、バスの案内係として働く二人の女性の友情と初恋を描く青春メロドラマです。キム・ダミは主人公の一人コ・ヨンレを演じ、シン・イェウンと共にレトロな雰囲気の中で輝く青春の眩しさと切なさを表現しています。「ニュートロ（New+Retro）」ドラマとして話題の作品です。
まとめ
キム・ダミは、作品を重ねるごとに全く違う顔を見せ、私たちを驚かせてくれる女優です。彼女の独特な雰囲気と、キャラクターの内面を深く掘り下げる演技力は、デビューからわずか数年で彼女を韓国トップクラスの女優へと押し上げました。
強烈なキャラクターから、共感を呼ぶ等身大の女性まで。彼女の「唯一無二の存在感」を、ぜひ今回ご紹介した作品で体感してみてください。きっとあなたもキム・ダミという女優の虜になるはずです。
