【大人の学び直し英語】一般動詞を完全マスター! 穴埋めドリル全40問
前回の記事「一般動詞の紹介と使い方の完全ガイド」では、一般動詞の基本的なルールを学びました。「走る」「食べる」といった「動き」を表すのが一般動詞でしたね。
【大人の学び直し英語】一般動詞の使い方を徹底解説!be動詞との違いから三単現のsまで - 月影
今回は、その大切な知識を「記憶に定着させる」ための実践ドリルです。簡単な解説のすぐ後にクイズを用意しました。「わかる」を「できる」に変えるために、ぜひチャレンジしてみてください!
1.「三単現のs」使い分けドリル
最初のステップは、一般動詞の最重要ルール「三単現(さんたんげん)のs」です。
[1] 主語が三人称(I, you 以外)、[2] 主語が単数(一人・一つ)、[3] 文が現在形 の3つの条件がそろうと、動詞の最後に s (es) が付くルールでした。
主語が「私・あなた・複数」なのか、それ以外の「単数」なのかを見極めるのがポイントです。
やってみよう!「s」が付く?付かない?クイズ(10問)
( )の中から正しい動詞の形を選びましょう。
- I ( play / plays ) tennis.
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play
(主語が I(一人称)なので、s は付きません) - He ( play / plays ) tennis.
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plays
(主語が He(三人称・単数)なので、s が付きます) - We ( eat / eats ) breakfast at seven.
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eat
(主語が We(複数)なので、s は付きません) - Ken ( like / likes ) music.
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likes
(主語が Ken(三人称・単数)なので、s が付きます) - Ken and Emi ( like / likes ) music.
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like
(主語が Ken and Emi(二人=複数)なので、s は付きません) - She ( go / goes ) to school by bus.
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goes
(主語が She(三人称・単数)で、動詞が o で終わるので es が付きます) - They ( watch / watches ) TV every night.
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watch
(主語が They(複数)なので、s は付きません) - My mother ( study / studies ) English.
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studies
(主語が My mother(三人称・単数)で、動詞が「子音字+y」なので y を i に変えて es が付きます) - You ( have / has ) a nice camera.
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have
(主語が You(二人称)なので、原形の have を使います) - The dog ( have / has ) a ball.
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has
(主語が The dog(三人称・単数)なので、不規則変化の has を使います)
2. 否定文「~しません」ドリル (don't / doesn't)
次は否定文です。一般動詞は、be動詞のように not を付けるだけでは否定文にできません。
助っ人となる do not (don't) または does not (doesn't) を一般動詞の「前」に置きます。
- 主語が「I, You, 複数」のとき → don't + 動詞の原形
- 主語が「三人称・単数」のとき → doesn't + 動詞の原形
【最重要ポイント】: doesn't を使ったら、動詞は s が取れた「元の形(原形)」に戻ることを絶対に忘れないでください!
やってみよう!否定文クイズ(10問)
( )の中から正しい形を選びましょう。
- You ( don't / doesn't ) speak English.
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don't
(主語が You なので don't を使います) - She ( don't / doesn't ) speak English.
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doesn't
(主語が She(三人称・単数)なので doesn't を使います) - He ( don't / doesn't ) have a car.
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doesn't
(主語が He(三人称・単数)なので doesn't を使います) - She doesn't ( play / plays ) the piano.
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play
(doesn't が s の役目を果たしたので、動詞は原形に戻ります) - My father doesn't ( smoke / smokes ).
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smoke
(doesn't の後は、動詞の原形です) - We ( don't / doesn't ) live in Osaka.
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don't
(主語が We(複数)なので don't を使います) - I ( don't / doesn't ) like sushi.
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don't
(主語が I なので don't を使います) - The cat ( don't / doesn't ) eat vegetables.
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doesn't
(主語が The cat(三人称・単数)なので doesn't を使います) - They ( don't / doesn't ) know my name.
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don't
(主語が They(複数)なので don't を使います) - He doesn't ( go / goes ) to the gym.
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go
(doesn't の後は、動詞の原形です。goes ではありません)
3. 疑問文「~しますか?」ドリル (Do / Does)
疑問文も否定文と考え方は同じです。文の最初に助っ人の Do または Does を置きます。
- 主語が「I, You, 複数」のとき → Do + 主語 + 動詞の原形 ...?
- 主語が「三人称・単数」のとき → Does + 主語 + 動詞の原形 ...?
【最重要ポイント】: 疑問文でも Does を使ったら、動詞は s が取れた「元の形(原形)」に戻ります。
やってみよう!疑問文クイズ(10問)
( )の中から正しい形を選びましょう。
- ( Do / Does ) you live in Tokyo?
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Do
(主語が You なので Do を使います) - ( Do / Does ) he live in Osaka?
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Does
(主語が He(三人称・単数)なので Does を使います) - Does she ( play / plays ) tennis?
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play
(Does が s の役目を果たしたので、動詞は原形に戻ります) - ( Do / Does ) they like Japanese food?
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Do
(主語が They(複数)なので Do を使います) - ( Do / Does ) Ken study hard?
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Does
(主語が Ken(三人称・単数)なので Does を使います) - Does your brother ( have / has ) a car?
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have
(Does の後は、動詞の原形 have です。has ではありません) - ( Do / Does ) your parents work on weekends?
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Do
(主語が your parents(複数)なので Do を使います) - A: Do you like dogs? B: Yes, I ( do / does ).
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do
(Do で聞かれた質問(主語が I)なので、do を使って答えます) - A: Does she play tennis? B: No, she ( don't / doesn't ).
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doesn't
(Does で聞かれた質問(主語が she)なので、doesn't を使って答えます) - ( Do / Does ) this bus go to the station?
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Does
(主語が this bus(三人称・単数)なので Does を使います)
4.【総仕上げ】Be動詞 vs 一般動詞 見極めドリル
最後のドリルです。英語の文には原則として動詞は1つだけ。「be動詞」と「一般動詞」を絶対に一緒に使ってはいけません。
- Be動詞 (am, are, is): 「状態」や「存在」 (~です、~にいる) を表す。 (例: I am a student.)
- 一般動詞 (play, like, eat...): 「動作」や「行為」 (~する) を表す。 (例: I play tennis.)
文の意味が「状態」なのか「動作」なのかを考えて、正しい動詞を選びましょう。
やってみよう!Be動詞? 一般動詞? クイズ(10問)
( )の中から文意に合う正しい動詞を選びましょう。
- I ( am / play ) tennis every weekend.
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play
(「テニスをします」という「動作」なので一般動詞 play を使います) - I ( am / play ) a tennis player.
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am
(「私 = テニス選手です」という「状態」なのでbe動詞 am を使います) - ( Are / Do ) you a student?
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Are
(「あなた = 学生ですか?」という「状態」を尋ねるのでbe動詞 Are を使います) - ( Are / Do ) you study English every day?
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Do
(「(あなたは)勉強しますか?」という「動作」を尋ねるので一般動詞の助っ人 Do を使います) - He ( is / likes ) cats.
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likes
(「(彼は)猫が好きです(好む)」という「行為・状態」なので一般動詞 likes を使います) - He ( is / likes ) kind.
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is
(「彼 = 親切です」という「状態」なのでbe動詞 is を使います) - She ( isn't / doesn't ) have a brother.
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doesn't
(have「持っている」という一般動詞を否定するので doesn't を使います) - She ( isn't / doesn't ) from Canada.
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isn't
(「カナダ出身です (She is from...)」という「状態」を否定するので isn't を使います) - What ( do / are ) you eat for breakfast?
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do
(eat「食べる」という一般動詞について尋ねる疑問文なので do を使います) - Where ( do / are ) you from?
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are
(出身 (You are from...) という「状態」を尋ねる疑問文なので are を使います)
まとめ
お疲れ様でした!一般動詞のドリルはいかがでしたか?
特に「三単現のs」「do / does の使い方」「be動詞と混ぜない」という3点は、英語の骨格となる最重要ルールです。間違えた問題は、解説を読んでしっかり復習し、自信がつくまで何度も挑戦してみてください。