女優イム・ユナ(임윤아)の魅力とおすすめ韓国ドラマ4選
イントロダクション:国民的アイドルから「信頼できる女優」へ
韓国を代表するガールズグループ「少女時代」のセンターとして、長年トップを走り続けてきたイム・ユナ(임윤아)。その完璧なビジュアルだけでなく、今や彼女は「信頼できる女優(믿고 보는 배우)」として、ドラマファンから絶大な支持を集める存在です。
初期のピュアなヒロインから、近年ではシリアスな役柄やコメディまで、作品ごとに新たな顔を見せ、女優としてのキャリアを着実に積み上げてきました。この記事では、そんなイム・ユナの女優としての魅力と、彼女の多彩な演技が光る必見のおすすめドラマ4作品をご紹介します。
イム・ユナのプロフィールと演技の魅力
イム・ユナは1990年5月30日生まれ。2007年に「少女時代」のメンバーとしてデビューし、その圧倒的なビジュアルとカリスマ性で「国民的センター」と呼ばれ、K-POPブームを牽引しました。早くから演技活動も並行しており、当初は「アイドル出身」というレッテルに悩んだ時期もありましたが、数々の作品を通じてそのイメージを払拭していきます。
彼女の魅力は、透明感溢れるビジュアルはもちろんのこと、どんな役柄にも真摯に向き合う姿勢と、自然体な演技にあります。特にラブコメディでの愛らしさは他の追随を許さず、大ヒット作「キング・ザ・ランド」ではその魅力が最大限に発揮されました。近年は「ビッグマウス」での芯の強い妻役や、映画での活躍など、シリアスな演技にも深みが増し、今や韓国ドラマ界に欠かせない女優の一人となっています。
イム・ユナ出演 おすすめドラマ4選
-
『ラブレイン』(2012年)
配信:U-NEXT , Prime Video (レンタル) など。2025年10月
チャン・グンソクとの共演で話題となった、70年代と現代を舞台にした切ないラブストーリー。イム・ユナは、70年代の慎ましく清楚な女子大生キム・ユニと、現代を生きる明るくポジティブな娘チョン・ハナの一人二役を見事に演じ分けました。正反対の二つのキャラクターを演じることで、女優としての可能性を大きく広げた作品です。北海道やソウルを舞台にした映像美も必見です。
-
『総理と私』(2013年)
配信:U-NEXT , Prime Video (レンタル) など。2025年10月
イ・ボムスと共演した、年の差カップルの契約結婚を描くラブコメディ。イム・ユナは、スキャンダルを追うおっちょこちょいなパパラッチ記者ナム・ダジョンを演じました。ひょんなことから総理大臣と契約結婚し、3人の子供の「母親」として奮闘する姿をコミカルかつ愛らしく演じています。彼女のコメディエンヌとしての才能が開花した作品です。
-
『キング・ザ・ランド』(2023年)
配信:Netflix (独占配信)。2025年10月
世界中で大ヒットを記録した、王道のシンデレラ・ラブストーリー。イム・ユナは、ホテルのカリスマ従業員チョン・サランを演じました。2PMのイ・ジュノ演じる御曹司ク・ウォンとの息の合った掛け合いと、甘いロマンスは多くの視聴者を夢中にさせました。サランのトレードマークである「百万ドルの笑顔」の裏にある努力や葛藤も丁寧に描き、イム・ユナの魅力がすべて詰まった作品と言えるでしょう。
-
『暴君のシェフ』(2025年)
配信:Netflix (独占配信)。2025年10月
2025年夏に配信され、大きな話題を呼んだ新感覚のタイムスリップ・フュージョン時代劇。イム・ユナは、朝鮮王朝時代にタイムスリップしてしまった現代の天才女性シェフ、ヨン・ジヨンを演じました。命がけで暴君の料理番を務めながら、現代の知識で宮廷の難題に立ち向かう姿が描かれます。コミカルな要素と、宮廷の陰謀が渦巻くシリアスな展開が融合した本作で、イム・ユナはまた新たな一面を見せてくれました。
まとめ
イム・ユナは、国民的アイドルの座に甘んじることなく、常に新しい役柄に挑戦し続けることで、「信頼できる女優」としての地位を確立しました。彼女の透明感と、役柄に寄り添う真摯な演技は、観る者を惹きつけてやみません。
切ないロマンスから、弾けるようなラブコメディ、そして緊迫感のある時代劇まで、彼女の多彩な魅力を堪能できる作品ばかりです。ぜひこの機会に、女優イム・ユナの世界に触れてみてください。