俳優パク・ソジュン(박서준)の魅力とおすすめドラマ4選
韓国ドラマ界で「ロコキング(ラブコメの王様)」や「国民の男友達(ナムサチン)」として絶大な人気を誇る俳優、パク・ソジュン。彼の魅力は、甘いラブコメディで見せる完璧なビジュアルとユーモアだけでなく、シリアスな役柄で見せる深い感情表現や、ハードなアクションまでこなす演技の幅広さにあります。
今回は、そんなパク・ソジュンの多彩な魅力が詰まった、必見の代表作ドラマ4作品を厳選してご紹介します。
パク・ソジュンのプロフィールと演技の魅力
パク・ソジュンは1988年12月16日生まれ、ソウル特別市出身。ソウル芸術大学演技科を卒業後、大学在学中に兵役を終えるという堅実な経歴を持ちます。185cmという長身と鍛え上げられた肉体美は、役作りのためのストイックな努力の賜物です。
2012年に本格的な俳優活動を開始して以来、次々とヒット作に出演。「キス職人」と呼ばれるほどのロマンチックな演技で視聴者を魅了する一方、信念を貫く青年の役からコミカルな御曹司役まで、どんな役柄でも自分のものにしてしまう高い表現力を持っています。2023年には『マーベルズ』でハリウッドデビューも果たし、その活躍の場を世界に広げています。
パク・ソジュン出演 おすすめドラマ4選
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『花郎<ファラン>』(2016年)
配信:U-NEXT , Netflix など。2025年10月
パク・ソジュンにとって初の時代劇挑戦となった作品。新羅時代を舞台に、王の親衛隊「花郎」として集められた若者たちの友情、愛、成長を描く青春ロマンス史劇です。彼が演じたのは、名もなき青年から伝説の花郎へと成長していくムミョン(ソヌ)。
パク・ヒョンシクやBTSのV(キム・テヒョン)など、豪華な同世代キャストとの共演も話題となりました。逆境に立ち向かう力強さや、仲間との絆を深めていく熱い姿、そして華麗なアクションシーンも見どころの一つです。
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『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)
配信:netflix , Amazonプライムビデオ など。2025年10月
彼を「ロコキング」たらしめた、まさに代表的なラブコメディ作品です。パク・ソジュンが演じたのは、自分大好きで完璧主義者のナルシストな大企業の副会長イ・ヨンジュン。長年自分を支えてきたキム秘書(パク・ミニョン)の突然の退職宣言をきっかけに始まる、駆け引きとロマンスが見どころです。
コミカルな演技から、「キス職人」の本領を発揮するロマンチックなシーンまで、彼の魅力が凝縮されています。二人の息の合った掛け合いは絶品で、観ているだけで幸せな気分になれる王道ラブコメです。
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『梨泰院クラス』(2020年)
配信:Netflix など。2025年10月
パク・ソジュンのキャリアにおいて、新たな一面を切り開いた作品です。彼が演じたのは、不合理な世の中に信念一つで立ち向かう青年パク・セロイ。特徴的なイガグリ頭のビジュアルと共に、父親の復讐を誓う強烈な眼差しとカリスマ性で、社会現象ともいえるブームを巻き起こしました。
これまでのラブコメのイメージを覆す、重厚でシリアスな演技は圧巻の一言。仲間と共に飲食業界での成功を目指す熱いサクセスストーリーと、彼の揺るぎない正義感に胸を打たれること間違いなしです。
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『京城クリーチャー』(2023年~)
配信:Netflix など。2025年10月
1945年の京城(現在のソウル)を舞台にした、ダークな時代背景とクリーチャースリラーが融合した意欲作。パク・ソジュンは、京城一の情報通である質屋の店主チャン・テサンを演じました。生き残ることを第一に考えてきた彼が、ある事件をきっかけに過酷な運命に巻き込まれていきます。
ハン・ソヒとの共演で、極限状態の中でのスリリングな展開と切ないロマンスが描かれます。『梨泰院クラス』とも異なる、影と色気を併せ持ったシリアスな演技で、俳優としての新たな境地を見せています。
まとめ
パク・ソジュンは、甘いラブコメディから骨太な人間ドラマ、アクション、スリラーまで、常に新しい役柄に挑戦し続ける俳優です。その確かな演技力と圧倒的な存在感は、私たちを様々な物語の世界へと惹きつけてやみません。
今回ご紹介した4作品は、いずれも彼の多面的な魅力を堪能できる傑作ばかりです。ハリウッドにも進出し、ますます進化を続けるパク・ソジュンの活躍から、今後も目が離せません。