俳優リウ・ユーニン(劉宇寧)の魅力とおすすめドラマ
中国のエンターテイメント界で、今最も注目を集める俳優の一人がリウ・ユーニン(劉宇寧)です。元々はインフルエンサー、そして歌手として絶大な人気を誇っていましたが、近年は俳優としてもその才能を開花させています。189cmという長身から放たれる圧倒的な存在感と、役柄に深みを与える繊細な演技力で、多くの視聴者を魅了しています。
今回は、そんなリウ・ユーニンの魅力が存分に味わえる、おすすめの出演ドラマを3作品厳選してご紹介します。
リウ・ユーニンのプロフィールと魅力
リウ・ユーニンは1990年1月8日生まれ、遼寧省丹東市出身。調理師学校を卒業後、ライブ配信プラットフォームでカバー曲を披露し、その歌声と人柄で人気が爆発。モダン・ブラザーズのリードボーカルとして歌手デビューを果たしました。
彼の魅力は、なんといってもその多才さにあります。数々のドラマでOST(オリジナル・サウンドトラック)を担当する美声の持ち主でありながら、俳優としては冷徹な役からコミカルな役まで幅広く演じ分けます。特に、長身を活かしたアクションシーンや、切ない感情を目で語る演技には定評があります。
リウ・ユーニン出演 おすすめドラマ3選
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『終極筆記』(2020年)
大人気小説「盗墓筆記」シリーズのドラマ化作品で、リウ・ユーニンは黒眼鏡(ヘイ・イェンジン)役を演じています。飄々としていてつかみどころがなく、金にがめつい凄腕の傭兵という、ミステリアスで魅力的なキャラクターです。普段のクールなイメージとは一味違う、軽妙でどこかコミカルな演技を見せ、ファンに新たな一面を印象付けました。劇中で見せる華麗なアクションも見どころの一つです。
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『長歌行』(2021年)
配信: Amazonプライム、U-NEXTなどで配信中(2025年10月現在)
リウ・ユーニンの俳優としての知名度を大きく高めた作品です。彼が演じたのは、寡黙で冷徹な凄腕の剣士・皓都(こうと)。序盤は任務に忠実な冷たいキャラクターですが、ディリラバ演じる主人公の従妹・李楽嫣(りらくえん)と出会い、彼女を守り抜く中で見せる不器用な優しさと一途な想いが多くの視聴者の心を掴みました。「オオカミ」と呼ばれた男が見せる、人間らしい感情の芽生えを繊細に演じきっています。
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『安楽伝』(2023年)
配信:Amazonプライム、U-NEXT など。
ディリラバとゴン・ジュンというトップスターの共演で話題となった本作。リウ・ユーニンは、刑部尚書の洛銘西(らく・めいせい)役で出演しています。主人公・任安楽(じん・あんらく)の幼馴染であり、彼女の復讐を陰ながら支えるという重要な役どころです。表向きは冷静沈着ですが、内に秘めた熱い想いを瞳で語る演技が光ります。切ない恋心を抱えながらも、愛する人のために全てを捧げる彼の姿に胸を打たれます。
まとめ
歌手としての確固たる地位を築きながら、俳優としても目覚ましい活躍を見せるリウ・ユーニン。その魅力は、恵まれた容姿やスタイルの良さだけでなく、キャラクターの内面を深く理解し表現する演技力にあります。
ここで紹介した3作品は、彼の異なる魅力を堪能できる作品ばかりです。ぜひ一度、リウ・ユーニンの出演ドラマを観て、その多彩な才能の虜になってみてはいかがでしょうか。