【大人の学び直し英語】一般動詞の紹介と使い方の完全ガイド
be動詞の役割が「主語 = 〇〇」という「状態」を示すものだったのに対し、今回学ぶ一般動詞は、英語の表現を豊かにするための、もう一つの重要な動詞です。
「走る」「食べる」「勉強する」といった、具体的な「動き」や「行為」を表すのが一般動詞の役割。be動詞と一般動詞のルールをしっかり区別して覚えることが、英語の文作りにおける最大の基礎となります。
この記事では、一般動詞の基本的な考え方から、be動詞との明確な違い、そして多くの人がつまずきやすい「否定文」「疑問文」の作り方まで、丁寧に解説していきます。
1. 一般動詞とは? - Be動詞との違いは「動き」
英語の動詞は、大きく「be動詞」と「一般動詞」の2種類に分けられます。
be動詞が「~です」「~にいる」のように主語の「状態」や「存在」を表すのに対し、一般動詞はそれ以外のほとんどの「動作」や「行為」を表します。日本語で「~する」と訳せる言葉だと考えると分かりやすいでしょう。
I play the piano. (私はピアノを弾きます。)
We eat breakfast at seven. (私たちは7時に朝食を食べます。)
They like sushi. (彼らは寿司が好きです。)
play (~を演奏する)、eat (~を食べる)、like (~を好む) など、具体的な動作がイメージできるものが一般動詞です。英語の動詞の99%は、この一般動詞に分類されます。
2. 最重要ルール!主語に合わせた変化「三単現のs」
be動詞が主語によって am, are, is と姿を変えたように、一般動詞も主語によって少しだけ形が変わります。ここで登場するのが、英語学習で最初の壁とも言われる「三単現(さんたんげん)のs」というルールです。
ルールはたった一つ。以下の3つの条件がすべて揃ったとき、動詞の最後に s (または es) をつけます。
【三単現のsが付く3つの条件】
- [1] 主語が三人称である(
I,you以外) - [2] 主語が単数である(一人または一つ)
- [3] 文が現在形である
「三人称・単数」とは、簡単に言うと「私(I)とあなた(You)以外の、一人か一つのもの」です。例えば、he, she, it や、Ken, my mother, the dog などがこれにあたります。
| 主語 | 動詞の変化 | 例文 |
|---|---|---|
I, You, We, They(私、あなた、複数) |
変化なし(原形) | I play tennis. |
He, She, It(三人称・単数) |
sが付く | He plays tennis. |
Ken(三人称・単数) |
sが付く | Ken likes music. |
Ken and Emi(三人称・複数) |
変化なし(原形) | Ken and Emi like music. |
s/esの付け方ルール
ほとんどの動詞は s を付けるだけですが、一部例外があります。
- -s, -sh, -ch, -x, -o で終わる動詞 →
esを付ける (例:watch → watches,go → goes) - 子音字 + y で終わる動詞 →
yをiに変えてesを付ける (例:study → studies) - 不規則動詞 →
haveはhasになる。
3. 助動詞 do/does が鍵!基本文形3パターン
ここがbe動詞と一般動詞のルールの最大の違いです。一般動詞は、be動詞のように自分自身で否定文や疑問文を作ることができません。そこで登場するのが、助っ人役の助動詞 do と does です。
① 肯定文「~は…します」
これは基本の形です。「主語 + 一般動詞」の語順になります。主語が三人称・単数・現在形なら動詞に s を付けることを忘れないようにしましょう。
You speak English.
She speaks English.
② 否定文「~は…しません」
否定文を作るときは、一般動詞の前に do not (don't) または does not (doesn't) を置きます。主語が三人称・単数の場合は does not を使います。
そして非常に重要なルールがあります。does not を使った後は、動詞は必ず元の形(原形)に戻ります。 s は does が引き受けてくれる、とイメージしてください。
You don't speak English.
She doesn't speak English. (← speaks ではない!)
He doesn't have a car. (← has ではない!)
③ 疑問文「~は…しますか?」
疑問文を作るときは、文の最初に Do または Does を置きます。ここでも主語が三人称・単数の場合は Does を使います。
否定文と同じく、Does を使った文では、動詞は必ず原形に戻ります。
肯定文: You live in Tokyo.
疑問文: Do you live in Tokyo?
肯定文: He lives in Osaka.
疑問文: Does he live in Osaka? (← lives ではない!)
【答え方】
質問で使われた do や does を使って答えるのが基本です。
Do you like dogs? → Yes, I do. / No, I don't.
Does she play tennis? → Yes, she does. / No, she doesn't.
4.【要注意】Be動詞と一般動詞は混ぜない!
英語学習の初心者が最も犯しやすい間違いの一つが、be動詞と一般動詞を一つの文で同時に使ってしまうことです。
I am play tennis. (間違い)
Are you play tennis? (間違い)
原則として、一つの文に動詞は一つだけです。「状態」を言いたいのか、「動作」を言いたいのかを考えて、どちらか一方の動詞を選びましょう。
- 「私はテニスをします」→ 動作なので一般動詞 →
I play tennis. - 「あなたはテニス選手ですか?」→ 状態 (あなた=選手) なのでbe動詞 →
Are you a tennis player?
まとめ:一般動詞を使いこなすためのポイント
今回は、一般動詞の基本ルールを解説しました。be動詞との違いを意識しながら、ポイントを整理しましょう。
- 一般動詞は「動き」を表す言葉。(例:
play,eat,like) - 主語が「三人称・単数・現在形」のとき、動詞の最後に
sが付く。 - 否定文・疑問文では、助っ人の
do/doesが必要。 does/doesn'tを使った後は、動詞は必ず元の形(原形)に戻る。- Be動詞と一般動詞を一緒に使わない。
最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、このルールは英語の根幹をなす非常に重要な部分です。たくさんの例文に触れながら、声に出して練習することで、自然と身についていきます。ドリルを準備していますので、記憶の固定用に試してください。
【大人の学び直し英語】一般動詞の「三単現のs」「do/does」の使い方を問題ドリルで徹底解説!be動詞との違いも - 月影