【インドネシア語の指示詞】ini (これ/この) と itu (それ/あれ) の使い方を徹底解説!
日常会話で最もよく使われる言葉の一つが、「これ」「それ」といった指示詞です。インドネシア語では、`ini` (イニ) と `itu` (イトゥ) のたった2つを覚えるだけで、これらの表現がすべてできてしまいます。
今回は、この超基本かつ重要な `ini` と `itu` の使い方を、2つのパターンに分けて詳しく解説していきます。
1. 基本的な意味:話者との距離
まず、`ini` と `itu` の基本的な違いは、対象物が話者から近いか遠いか、という物理的な距離で決まります。
1.1 ini (これ / この) - 話者に近いもの
ini は、話者の手元にあるものや、すぐ近くにあるものを指します。
Ini buku saya.
(イニ ブク サヤ)
これは私の本です。
1.2 itu (それ, あれ / その, あの) - 話者から遠いもの
itu は、話者から離れた場所にあるものを指します。日本語の「それ」と「あれ」の区別はなく、どちらも `itu` で表現します。また、会話の中ですでに話題に出た事柄を指す「その~」という意味でも非常によく使われます。
Itu mobil dia.
(イトゥ モビル ディア)
あれは彼の車です。
2. 2つの使い方:「これは~」と「この~」
`ini` と `itu` には、文中での置く場所によって意味が変わる2つの重要な使い方があります。
パターン1: 文頭に置く → 「これは~」「それは~」 (代名詞)
文の主語として使う場合は、`ini` や `itu` を文の最初に置きます。
Ini kunci.
(イニ クンチ)
これは鍵です。
Itu universitas terkenal.
(イトゥ ウニフィルムシタス トゥルクナル)
あれは有名な大学です。
パターン2: 名詞の後に置く → 「この~」「その~」 (限定詞)
特定のものを指して「この本」「その車」と言いたい場合は、名詞の後ろに `ini` や `itu` を置きます。
Buku ini mahal.
(ブク イニ マハル)
この本は高いです。
Saya mau membeli mobil itu.
(サヤ マウ ムンブリ モビル イトゥ)
私はその車を買いたいです。
まとめ:今回の重要ポイント
`ini` と `itu` の使い分けは、インドネシア語の基礎の基礎です。2つのパターンをしっかり覚えましょう。
ini→ 近いもの (これ / この)itu→ 遠いもの・話題のもの (それ, あれ / その, あの)- 使い方① (文頭): `Ini buku.` → これは本です。
- 使い方② (名詞の後): `Buku ini.` → この本。