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【5分でわかる】親子で学ぶ小学校英語文法:3. 名詞と冠詞「これはペンです」

 

親子で学ぶ小学校英語文法:3.
名詞と冠詞「これはペンです」

こんにちは、エリアナだよ!前回は「I am Eliana.」っていう自己紹介の呪文を覚えたね。

今日の魔法は、身の回りのものを指さして「これは~です」と紹介する呪文だよ。自分の大切なものや、見つけたものを相手に教えることができる、とっても便利な魔法なんだ!

1. モノの名前、「名詞」の魔法

まず、すべてのモノには名前があるよね。その「モノの名前」を英語では名詞(めいし)って言うんだ。いくつか見てみよう!

✒️ pen (ペン)

📖 book (本)

🍎 apple (りんご)

日本語と英語の名詞に対する使い方は違います。

【クリックしてね】日本語で「数」をあまり気にしないのはなぜ?

1. 「形」よりも「中身」をみているから

英語では、リンゴを「1つの丸いかたまり」として数えます。でも日本語では、リンゴを「リンゴという食べもの」という中身(性質)でとらえます。

たとえば、「水」は1つ2つと数えられませんよね? 日本語の名詞は、すべてこの「水」や「粘土」みたいなイメージなんです。あとから「1コ」や「2ハイ」という言葉をつけて、はじめて形が決まります。


2. 「言わなくてもわかる」を大切にするから

日本人は、まわりの空気を読むのが得意です。友だちに「お菓子買ってきたよ!」と言われたら、1つだけか、たくさんあるかは、袋を見ればすぐにわかりますよね。
わざわざ「お菓子たちを買ってきたよ」と言わなくても、その場の雰囲気で伝わるので、数にこだわらなくていいんです。


3. 世界の見え方がちがうから

英語などの言葉を使う人は、世界を外から観察して「あそこに1つ、ここに3つあるぞ」と分析(ぶんせき)するのが好きです。
反対に、日本語を使う人は、その場所の中に自分も入って「わあ、お花がきれいに咲いているなあ」と、景色(けしき)としてそのまま受け入れるのが得意なんです。

💡 まとめ:
日本語は、細かい数よりも「それがどんなものか」や「その場の様子」を大切にする、とってもやさしい言葉なんです。

世界の言葉は2つに大きく分かれます。

【クリックしてね】世界の言葉は「2つのチーム」に分かれるよ!

世界中の言葉は、ものの数え方で「レゴブロック・チーム」「ねん土・チーム」に分けることができます。

① レゴブロック・チーム(英語など)

このチームの言葉は、最初から「1つ」の形が決まっているレゴブロックみたいに考えます。
1つなら「ブロック」、2つなら「ブロック」と、形が変わったことを言葉でハッキリ伝えます。

② ねん土・チーム(日本語・中国語など)

このチームは、ものの名前をねん土みたいに考えています。
「リンゴ」という名前は、中身が何であるか(赤い、甘い、シャリシャリしてる)をあらわしているだけで、形は決まっていません。
だから、あとから「1」や「3キロ」という「型(かた)」に入れて、はじめて数を数えます。


★ 日本語や中国語のひみつ ★
このチームは、ものの数を数えるときに「1本、2まい、3びき」のように、言葉を使い分けるのが得意です。これは、ねん土をどんな「型」に入れるかを選んでいるからなんですよ!

2. 「a」と「an」- ひとつだけのモノにつける飾り

日本語では名詞の数をあまり考えて話さないよね。英語では、名詞は必ず数を頭に入れて話さないといけないんだ。英語では、数えられる名詞が「ひとつ」だけあるとき、その前に特別な飾りをつけるルールがあるんだ。それが aan だよ。どっちを使うかは、次に来る単語の最初の音で決まるんだ!

「a」を使うとき

名詞のはじまりの音が「あ・い・う・え・お」**以外**の音のとき。ほとんどの名詞には a をつけるよ。

a pen

a book

「an」を使うとき

名詞のはじまりの音が**「あ・い・う・え・お」に近い音**のとき。a apple だと言いにくいから、n を入れて an apple にすると、スムーズに言えるようになるんだよ!

an apple

an orange

3. 指さしの呪文! This is / That is

いよいよ呪文の組み立てだよ!

近くのものを指すとき → This is

自分のすぐ近くにあるものを「これは~です」と言うときは、This is を使うよ。

✒️ This is a pen. (これはペンです。)

遠くのものを指すとき → That is

自分から離れたところにあるものを「あれは~です」と言うときは、That is を使うよ。

🌳 That is a tree. (あれは木です。)

That is は短くして That's (ザッツ) と言うことも多いよ!

4. やってみよう!呪文クイズ

【もんだい1】a と an、どっちが入るかな?

Q1. ( a / an ) egg

答えを見る

正解は an egg だよ! "egg" は「え」の音ではじまるからだね。

Q2. ( a / an ) cat

答えを見る

正解は a cat だよ!

【もんだい2】This is と That is、どっちを使うかな?

Q. 手の中にあるリンゴを指して「これはリンゴです」と言うとき。

答えを見る

正解は This is an apple. だよ! 近くにあるものだから `This` を使うんだ。

【保護者の方へ】学習サポートのヒント

冠詞の `a` と `an` は日本語にない感覚のため、お子さんがつまずきやすいポイントです。理屈よりも、まずは「音のリズム」で覚えることを優先しましょう。

  • 「これは何?」ゲーム: 身の回りのものを指さして "What's this?" と聞き、お子さんに "This is a pen." と答えてもらうゲームは非常に効果的です。
  • 音のつながりを意識させる: "an apple" を「アンナッポー」のように音がつながる感覚を、繰り返し聞かせてあげると、なぜ `an` が必要なのかを体感的に理解しやすくなります。

【保護者の方へ / ステップアップ】

今回は This is a pen. のように、数えられるモノがひとつの場合、その前に aan を付けるという基本を学びましたね。

では、なぜこれらが必要なのでしょうか? そして、the という別の言葉とはどう使い分けるのでしょうか? 英語には、名詞が「特定の一つ」なのか「不特定の一つ」なのかを区別するとても大切なルールがあるのです。

この a, an, the をまとめて「冠詞(かんし)」と呼びます。この感覚を身につけることが、より自然な英語を話すための大きな一歩になります。

▶ もっと詳しく!大人の学び直し英語:「冠詞 a/an と the の違いとは?「This is a pen」から基本を徹底解説!」へ

指さしの呪文、マスターできたかな?これで、自分の世界にあるものをたくさん英語で紹介できるようになったね!

次回は、「これはペンですか?」と質問する呪文を練習するよ。会話がもっと楽しくなるから、お楽しみに!