親子で学ぶ小学校英語文法:3.
名詞と冠詞「これはペンです」
こんにちは、エリアナだよ!前回は「I am Eliana.」っていう自己紹介の呪文を覚えたね。
今日の魔法は、身の回りのものを指さして「これは~です」と紹介する呪文だよ。自分の大切なものや、見つけたものを相手に教えることができる、とっても便利な魔法なんだ!
1. モノの名前、「名詞」の魔法
まず、すべてのモノには名前があるよね。その「モノの名前」を英語では名詞(めいし)って言うんだ。いくつか見てみよう!
✒️ pen (ペン)
📖 book (本)
🍎 apple (りんご)
日本語と英語の名詞に対する使い方は違います。
【クリックしてね】日本語で「数」をあまり気にしないのはなぜ?
1. 「形」よりも「中身」をみているから
英語では、リンゴを「1つの丸いかたまり」として数えます。でも日本語では、リンゴを「リンゴという食べもの」という中身(性質)でとらえます。
たとえば、「水」は1つ2つと数えられませんよね? 日本語の名詞は、すべてこの「水」や「粘土」みたいなイメージなんです。あとから「1コ」や「2ハイ」という言葉をつけて、はじめて形が決まります。
2. 「言わなくてもわかる」を大切にするから
日本人は、まわりの空気を読むのが得意です。友だちに「お菓子買ってきたよ!」と言われたら、1つだけか、たくさんあるかは、袋を見ればすぐにわかりますよね。
わざわざ「お菓子たちを買ってきたよ」と言わなくても、その場の雰囲気で伝わるので、数にこだわらなくていいんです。
3. 世界の見え方がちがうから
英語などの言葉を使う人は、世界を外から観察して「あそこに1つ、ここに3つあるぞ」と分析(ぶんせき)するのが好きです。
反対に、日本語を使う人は、その場所の中に自分も入って「わあ、お花がきれいに咲いているなあ」と、景色(けしき)としてそのまま受け入れるのが得意なんです。
💡 まとめ:
日本語は、細かい数よりも「それがどんなものか」や「その場の様子」を大切にする、とってもやさしい言葉なんです。
世界の言葉は2つに大きく分かれます。
【クリックしてね】世界の言葉は「2つのチーム」に分かれるよ!
世界中の言葉は、ものの数え方で「レゴブロック・チーム」と「ねん土・チーム」に分けることができます。
① レゴブロック・チーム(英語など)
このチームの言葉は、最初から「1つ」の形が決まっているレゴブロックみたいに考えます。
1つなら「ブロック」、2つなら「ブロックス」と、形が変わったことを言葉でハッキリ伝えます。
② ねん土・チーム(日本語・中国語など)
このチームは、ものの名前をねん土みたいに考えています。
「リンゴ」という名前は、中身が何であるか(赤い、甘い、シャリシャリしてる)をあらわしているだけで、形は決まっていません。
だから、あとから「1コ」や「3キロ」という「型(かた)」に入れて、はじめて数を数えます。
★ 日本語や中国語のひみつ ★
このチームは、ものの数を数えるときに「1本、2まい、3びき」のように、言葉を使い分けるのが得意です。これは、ねん土をどんな「型」に入れるかを選んでいるからなんですよ!
2. 「a」と「an」- ひとつだけのモノにつける飾り
日本語では名詞の数をあまり考えて話さないよね。英語では、名詞は必ず数を頭に入れて話さないといけないんだ。英語では、数えられる名詞が「ひとつ」だけあるとき、その前に特別な飾りをつけるルールがあるんだ。それが a と an だよ。どっちを使うかは、次に来る単語の最初の音で決まるんだ!
「a」を使うとき
名詞のはじまりの音が「あ・い・う・え・お」**以外**の音のとき。ほとんどの名詞には a をつけるよ。
a pen
a book
「an」を使うとき
名詞のはじまりの音が**「あ・い・う・え・お」に近い音**のとき。a apple だと言いにくいから、n を入れて an apple にすると、スムーズに言えるようになるんだよ!
an apple
an orange
3. 指さしの呪文! This is / That is
いよいよ呪文の組み立てだよ!
近くのものを指すとき → This is
自分のすぐ近くにあるものを「これは~です」と言うときは、This is を使うよ。
✒️ This is a pen. (これはペンです。)
遠くのものを指すとき → That is
自分から離れたところにあるものを「あれは~です」と言うときは、That is を使うよ。
🌳 That is a tree. (あれは木です。)
That is は短くして That's (ザッツ) と言うことも多いよ!
4. やってみよう!呪文クイズ
【もんだい1】a と an、どっちが入るかな?
Q1. ( a / an ) egg
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正解は an egg だよ! "egg" は「え」の音ではじまるからだね。
Q2. ( a / an ) cat
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正解は a cat だよ!
【もんだい2】This is と That is、どっちを使うかな?
Q. 手の中にあるリンゴを指して「これはリンゴです」と言うとき。
答えを見る
正解は This is an apple. だよ! 近くにあるものだから `This` を使うんだ。
【保護者の方へ】学習サポートのヒント
冠詞の `a` と `an` は日本語にない感覚のため、お子さんがつまずきやすいポイントです。理屈よりも、まずは「音のリズム」で覚えることを優先しましょう。
- 「これは何?」ゲーム: 身の回りのものを指さして "What's this?" と聞き、お子さんに "This is a pen." と答えてもらうゲームは非常に効果的です。
- 音のつながりを意識させる: "an apple" を「アンナッポー」のように音がつながる感覚を、繰り返し聞かせてあげると、なぜ `an` が必要なのかを体感的に理解しやすくなります。