60歳を過ぎた頃から、疲れやすくなったり体調の悪さを感じるようになりました。健康診断で、数年前からLDLコレステロールが160で高いという指摘を受けてました。医師からも「このままだと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる」と指摘されました。健康を取り戻すために、ここから生活改善を決意しました。以下に厚生労働省による、動脈硬化とLDLコレステロールに関するホームページのリンクをおきます。
【重要:お読みください】 この記事は、あくまで個人の体験談であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。医師の診療を受けつつ行うことが必要です。
脂質を抑えた食事とトクホのお茶
まず取り組んだのは「医師との相談の上」、まず取り組んだのは食生活の見直しでした。親戚に糖尿病の人が何人かいることもあり、甘いものを食べる機会を減らしました。以前は、パンや弁当の成分表示など見ていませんでしたが、脂質の量やカロリーが少ないものを選ぶようにしました。なるべく脂質を抑えるように心がけ、魚や豆腐、野菜を積極的に取り入れるようにしました。調理法も油を使わず蒸したり茹でたりすることを心がけ、少しずつですが味覚も変わってきました。
トクホは特定保健用食品のことで、その有効性が国によって認められたものです。以下に消費者庁による説明をリンクします。
そこで、食事の脂肪吸収を穏やかにするといった表示のある特定保健用食品(トクホ)のお茶なども、**選択肢の一つとして存在することを知り、**日常的に取り入れるようにしました。
コツコツ続けた運動と体重の変化
食事だけでなく、軽い運動も生活に取り入れるようにしました。脈拍や血中酸素濃度を測定できる機器を購入し異常がでないか確認しました。毎日八千歩歩くようにしました。始めは億劫でしたが、続けるうちに習慣化されました。これにより、少しずつ体重も減少し、2年かけて5kgの減量に成功しました。
数値の改善と体調の変化
食事、運動、トクホのお茶など、複合的な取り組みの結果であり、**どれか一つが決定的な効果を上げたのかは分かりませんが、**2年の努力の末、血液検査の数値は改善しました。
病院での血液検査でLDLコレステロールは160から130前後へ、内臓脂肪も11.5から9以下に改善されました。体重の減少だけでなく、体調も驚くほど良くなりました。血液検査の数値も良くなり、医師からも「リスクが減少しました」と言われ、安心感を得ました。何より、自分で健康管理ができたことが大きな自信になりました。
60代からの生活改善は決して簡単ではありませんでしたが、少しずつでも続けていくことが大切だと実感しました。この経験を通じて私が学んだのは、60代からの生活改善は決して簡単ではありませんが、焦らず自分のペースで良い習慣を一つずつ続けることが、何よりも大切だということでした。